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参考資料4 がん検診Shared Decision Making(SDM)運用マニュアル2022年度版 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34640.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第39回 8/9)《厚生労働省》
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表 2. 3 Talk Model5)
内容
・協⼒関係を築く
・代替案を提⽰する
Team Talk

・よく考える余裕を与える
・次の⾏動を確認する
・結論を急がない(延期する)
・知識を確認する
・代替案をリスト化する

Option Talk

・代替案を説明する
・利益・不利益を説明する
・患者(受診者)のための意思決定ツールを提供する
・総括
・患者(受診者)の価値観に注⽬する

Decision Talk

・価値観を明確化し、統合する
・意思決定
・結果を復習する

一方、USPSTF では、SDM の評価を行った 8 研究について、SDM に含まれるべき構成要因を
検討している 4)。なかでも、Braddock らの研究は基本的な項目を網羅していた(表 3)6)。この基準
に基づき、USPSTF の推奨グレード C の予防対策への対応を検討したところ、患者(受診者)の役
割、意思決定、利点・欠点、患者(受診者)の価値観に関連する情報は含まれていたが、代替案や
患者(受診者)の満足度についての情報は欠落していた。

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