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資料3 自治体等の取組状況の評価のための調査 結果の概要(令和4月2月28日版) (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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健康増進の取組を進めるに当たっての課題・改善点

市区町村

○ 健康増進の取組を進めるに当たっての課題・改善点として、「分野横断的な取組・連携」「若い世代・働き盛り世代に向けた
取組」「無関心層への取組・社会環境の整備」「マンパワー・予算の確保」が主な内容として市区町村から挙げられた。 (次頁
へ続く)

主な意見

分野横断的な取組・連携

内容の例





庁内外問わず、関係機関との共通認識を持つことの難しさや温度感の違いを感じることがあり、難しいと感じた。
関係機関(医療機関や職域、食品企業や飲食店等)との問題意識の共有や連携の在り方。
意識をしなくても健康になれるような環境づくりができるのが理想。そのためには、企業や関係機関との連携を図りたい。
事業を継続的に実施するため、地域との協働の視点をもちすすめて行くことが肝要だと思われる。

• 壮年期を重点世代とする取り組み(運動習慣づくり、休養・心の健康づくり、喫煙・飲酒対策)を強化し継続することと、壮
若い世代・働き盛り世代に向けた取
年期を見据えた青年期への取り組み。
• 子育て世代、働く世代に健康づくりへの取組に関心を持ってもらうためのアプローチの仕方。

• 国保加入者に関わることは多いが、社保加入者との関わりがほとんどないため、…(中略)…その穴をどう埋めるのかが課題。
• 健康づくり等の講座・教室への参加者の固定化。
• 健康を意識していない人の行動変容は難しく感じます。健康づくりに取り組んでいる方は、時間や経済的に余裕のある方に
無関心層への取組・社会環境の整
多く見られ、余裕のない方は、安価でお腹が満たされる糖質の多い食品の摂取に偏りやすく、野菜不足になられています。

• 「自然に健康になれる食環境づくり」、「自然に歩いてしまう(歩かされる)まちづくり」など無意識に健康的な行動が選択でき
る環境づくりが必要であるが、市独自で行うには事業規模が大きく、困難さを感じる。

マンパワー・予算の確保

• 健康増進計画を推進する中、食育計画、自殺対策計画など、様々な計画の策定が求められ、計画の作成評価に時間が
取られてしまい、マンパワーが不足している中で全ての計画の推進は厳しいと感じている。
• 計画策定にあたり、業者委託・調査費用など財政的な負担が大きい。また、分析等に時間がかかり、マンパワー的な負担も
大きかった。
• 市民の行動変容を促していく為に、本市では保健指導に携わる保健師や管理栄養士等が市民と協働して取組を進めており
ます。…(中略)…これらの専門職のマンパワーの確保と、スキルアップは重要な課題と考えます。

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