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資料5 「薬学実務実習に関するガイドライン」の見直しについて (24 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/45/giji_list/mext_00001.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 新薬剤師養成問題懇談会(第22回 3/15)《文部科学省》
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F-2

多職種連携における薬剤師の貢献

F-2-1 多職種連携への参画・薬剤師の職能発揮
学修目標

学修事項

1)

多様な医療チームにおける薬剤師及び多職種の役 (1) 多様な医療チームの目的と構成する各職種の役割と責務【1),8)】
割を説明し、薬剤師に求められる役割と責任を自覚 (2) 周術期、救急、集中治療等における医療チームでの薬学的管理の実践【1),3)】
する。
(3)病院と地域の医療連携における具体的な方法(連携クリニカルパス、退院時共同指導、病院・薬
局連携、関連施設との連携等)【1),2),3)】
(4) 地域包括ケアシステムにおける保健、医療、介護、福祉に関わる各職種の役割と責務【1),
2),3),8)】
(7)薬局(地域連携薬局、専門医療機関連携薬局、健康サポート薬局等)と医療機関、地域の介護・
福祉関連施設との連携【1),2),3),4)】
2) 地域に応じた施設間連携等の医療制度、保健福祉 (3)病院と地域の医療連携における具体的な方法(連携クリニカルパス、退院時共同指導、病院・薬
制度等を説明する。
局連携、関連施設との連携等)【1),2),3)】
(4) 地域包括ケアシステムにおける保健、医療、介護、福祉に関わる各職種の役割と責務【1),
2),3),8)】
(5)施設間連携や地域の保健・医療・介護・福祉における連携に必要な関連制度とその実際【2),3)】
(6)在宅療養支援における薬学的指導と関連多職種との情報共有【2),3),4)】
(7)薬局(地域連携薬局、専門医療機関連携薬局、健康サポート薬局等)と医療機関、地域の介護・
福祉関連施設との連携【1),2),3),4)】
3)

機能が異なる病院間、病院と薬局間、薬局と薬局間
等の施設間の連携、地域包括ケアシステムにおける
保健、医療、介護、福祉に関する連携に参画して、
入退院時等における療養環境の変化にシームレス
な患者支援を実践する。

(2) 周術期、救急、集中治療等における医療チームでの薬学的管理の実践【1),3)】
(3)病院と地域の医療連携における具体的な方法(連携クリニカルパス、退院時共同指導、病院・薬
局連携、関連施設との連携等)【1),2),3)】
(4) 地域包括ケアシステムにおける保健、医療、介護、福祉に関わる各職種の役割と責務【1),
2),3),8)】
(5)施設間連携や地域の保健・医療・介護・福祉における連携に必要な関連制度とその実際【2),3)】
(6)在宅療養支援における薬学的指導と関連多職種との情報共有【2),3),4)】
(7)薬局(地域連携薬局、専門医療機関連携薬局、健康サポート薬局等)と医療機関、地域の介護・
福祉関連施設との連携【1),2),3),4)】
(8)多職種の視点を踏まえた患者の全人的評価【3),4)】

4)

連携する多職種とともに、患者・生活者にとって何が
重要な課題かを明確にし、共通の目標を設定し、
チームの活動方針を共有し課題解決を図るととも
に、薬学的観点からチームの活動に有益な情報を提
供する。

(6)在宅療養支援における薬学的指導と関連多職種との情報共有【2),3),4)】
(7)薬局(地域連携薬局、専門医療機関連携薬局、健康サポート薬局等)と医療機関、地域の介護・
福祉関連施設との連携【1),2),3),4)】
(8)多職種の視点を踏まえた患者の全人的評価【3),4)】
(9)連携する職種間の相互尊重に基づくコミュニケーション【4),5),6),7)】
(10)チームの目標達成のために薬剤師の果たす役割の理解と実践【4),5),6),7),8)】

5)

患者や家族が議論や意思決定に積極的に参加でき (9)連携する職種間の相互尊重に基づくコミュニケーション【4),5),6),7)】
るように多職種・患者や家族に働きかける。
(10)チームの目標達成のために薬剤師の果たす役割の理解と実践【4),5),6),7),8)】

6)

各専門職の背景が異なることに配慮し、双方向に互 (9)連携する職種間の相互尊重に基づくコミュニケーション【4),5),6),7)】
いの専門職としての役割、知識、意見、価値観を共 (10)チームの目標達成のために薬剤師の果たす役割の理解と実践【4),5),6),7),8)】
有する。また、相互理解を深め、対立や葛藤を回避
せず、お互いの考えを確認しながら連携する職種間
の合意を形成し、患者・生活者の問題解決を図る。

7)

積極的にコミュニケーションを図り、連携する多職種 (9)連携する職種間の相互尊重に基づくコミュニケーション【4),5),6),7)】
と信頼関係を構築し、その維持、向上に努める。
(10)チームの目標達成のために薬剤師の果たす役割の理解と実践【4),5),6),7),8)】

8)

連携する多職種との関わりを通して、薬剤師としての
専門性や思考、意識、感情、価値観などを振り返り、
その経験をより深く理解して連携に活かすとともに、
薬剤師としての専門性向上に努める。

(1) 多様な医療チームの目的と構成する各職種の役割と責務【1),8)】
(4) 地域包括ケアシステムにおける保健、医療、介護、福祉に関わる各職種の役割と責務【1),
2),3),8)】
(10)チームの目標達成のために薬剤師の果たす役割の理解と実践【4),5),6),7),8)】

大学(参考)

標準的な実習内容(例示)
薬局

・包括ケアシステムにおけるカンファレンスの参加、患
・多職種(学生)との連携経験
・各種医療チームの種類、目的、役 者の担当
・在宅医療への同行、患者の担当

・薬薬連携の事例経験
・在宅を含めた地域の多職種連携への参画と多職種視
点の経験
・多職種によるケアを受けている患者の担当
・患者、家族への寄り添い経験(終末期など)
・多職種カンファレンスへの参加、担当症例の経験
・病薬連携、薬薬連携での入院及び退院時の連携事例
経験

病院
・各種医療チームのカンファレンス参加、情報共有
・医療チームの対象患者の担当
・病薬、薬薬、各種連携の事例経験
・多職種のチームへの参画と多職種視点の経験
・多職種によるケアを受けている患者の担当
・患者、家族への寄り添い経験(終末期など)
・多職種カンファレンスへの参加、担当症例の経験
・病薬連携、薬薬連携での入院及び退院時の連携事例
経験