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資料5 「薬学実務実習に関するガイドライン」の見直しについて (14 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/45/giji_list/mext_00001.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 新薬剤師養成問題懇談会(第22回 3/15)《文部科学省》
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3)教育・指導体制の整備
(薬局の教育・指導体制の整備)
責任薬剤師の管理の下、実習施設に常勤の認定指導薬剤師が責任を持って学生の指導
に当たる体制を整備する。施設内の全ての薬剤師が学生に関わる教育・指導体制を整備
し、薬局全体で患者や事例の経験を基本とした実習について常時状況の把握を行い、必
要に応じて修正を行っていく体制を確立する。
(病院の教育・指導体制の整備)
責任薬剤師の管理の下、常時、認定指導薬剤師を配置して、指導に関する責任体制を整
備する。施設内の全ての薬剤師が実習学生に関わる教育・指導体制を整備し、患者や事例
の経験を基本とした実習について常時状況の把握を行い、必要に応じて修正を行ってい
く体制を確立する。
4)大学及び地域関連団体との連携体制の整備
円滑かつ充実した実習の実施に必要な相互理解を行うため、大学のみならず地域関連団
体を含めた連携体制の確立に実習施設は積極的に協力する。
5)質の高い実習を継続するための質の高い医療提供の継続
医療現場における医療人教育の質は、教育を行う施設の医療の質に大きく影響される。
学生に 10 年後、20 年後に国民に質の高い医療を提供する薬剤師の在り方を考えさせる教
育を行うために、質の高い医療を提供し続けることに努める。
5.指導する薬剤師への指針
1)実習における指導体制
学生を受け入れる病院、薬局は、責任薬剤師の管理下で認定指導薬剤師(責任薬剤師と
認定指導薬剤師が兼務する場合を含む。)が中心となり、実施計画書の作成、実習に携わる
薬剤師や他のスタッフの役割分担など施設内での調整、実習内容に関する大学との調整、
実務実習記録の記載等を行う。
実習施設内の認定指導薬剤師は、実施計画書に基づき責任薬剤師と協力して(責任薬剤
師と認定指導薬剤師が兼務する場合を含む。)指導を行い、学生の評価に関わる。
実施計画書には、学生に関する情報、大学における教育内容の概略、各施設におけるモ
デル・コア・カリキュラムに準拠した実習内容、実施スケジュール、評価方法、大学との
連携事項、大学や学生からの要望等による施設独自の実習内容等を記載する。
2)モデル・コア・カリキュラムの意義・目的・内容の把握
認定指導薬剤師は、教育効果の高い実習を実施するために、モデル・コア・カリキュラ
ムの意義・目的・内容を十分に把握した上で、責任薬剤師指導の下(責任薬剤師と認定指
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