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参考資料3 第1回検討会議事要旨、議事録 (39 ページ)

公開元URL https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/koreisha_hinan_follow-up/index.html
出典情報 令和3年度高齢者施設等の避難確保に関する検討会(フォーロアップ会議)(第2回 2/24)《国土交通省・厚生労働省》
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ところに住まわれている障害者の方は非常に多いので、それを上手に対応できるように考
えていきましょうということですね。
ほかに御意見、御質問ございますか。
では、私からも幾つかお願いというか、意見を申し述べたいと思うのですが、1つは、
私、秋田で雄物川の水害のときに全部うまく逃げたという施設に聞きましたら、逃げる前
に物だけ全部車に積んでおいて、そして逃げなきゃいけないといったときに利用者を車に
乗せる。つまり、車に全部積んでおいたから、あとは人を動かすかどうかのその判断の1
点で、避難勧告が当時出たときに人を乗せて逃げた。3施設聞いたら、3施設ともそんな
感じでしたので、それは非常に有効かなと。つまり、こういう順番で準備しておきなさい
よと。最後は高齢者等避難でも避難指示でもいいんですけれども、施設の状況、場所に応
じて、そこでやりましょうと。
それから、実際、避難場所は事前に決めた場所と全然違っていたんだそうです。だけれ
ども、いろんなシミュレーションをしていた。先ほどのタイムラインが、あそこに逃げる
だけじゃなくて様々な避難場所を想定していた。今回こういうことになったのでそっちで
いきましょうということで、違う場所であってもスムーズに逃げられた。
それから、特養で聞いた話は、ストレッチャーつきの車が1台しかなかった。ふだんは
病院へ運ぶ程度なので1台でいいんだけれども、5人避難させなきゃいけなかった。そう
いうことは全く想定していなかった。だから5往復したんだそうです。そういうのを訓練
で、これがボトルネックになるなということを考えておいて、例えばあらかじめ福祉タク
シーを手配するとか、
役所と相談するとかということが必要だったんだろうなと思います。
最後に、○○委員のおっしゃった目的と目標があるんですね。それで、アメリカの陸軍
の訓練はAARといって、目標は何だったか、それから実際には何が起こったか、その差
はどうして生じたのか、最後に、では次にどうすればいいか。非常に簡単な4項目。5分
くらいで書ける。この4項目を全部書かせる。こういうふうに簡単になっていると、例え
ば訓練結果を集めたときでも、どこにボトルネックがあるのか、何が難しいのかというこ
とがよく分かると思いますので、多分、訓練をやるときにいろいろ付け加えてもいいんだ
けれども、AARはぜひ参考にしていただければなと思います。
【委員】

そうですね。

【座長】

私からは以上でした。ほかに皆様から、全体を通じて何か御意見、御質問ご

ざいますでしょうか。

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