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参考資料3 第1回検討会議事要旨、議事録 (30 ページ)

公開元URL https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/koreisha_hinan_follow-up/index.html
出典情報 令和3年度高齢者施設等の避難確保に関する検討会(フォーロアップ会議)(第2回 2/24)《国土交通省・厚生労働省》
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そういったことについては、通常実施していただいているところでございます。
以上です。
【座長】

その辺り、もしかしたら国の指導はないけれども、現場現場での、方言とか

我々は言うんですが、そういうのがあるのかもしれませんね。ありがとうございました。
【委員】

よろしいですかね。

【座長】

○○委員、お願いします。

【委員】

先ほどの○○委員の話と関連するんですけど、退去避難と垂直避難の考え方

ですよね。これ、放っておくと、みんな垂直避難したいんですよ。ですから、その垂直避
難が妥当であればいいんですけど、妥当かどうかという判断をどうするかというのは、施
設ごとに非常に難しいんですね。例えば津波だと、国交省さんは従前から、津波避難ビル
に係るガイドラインを出したりとか、津波に対してどういう建物が安全かということがあ
る程度判断できる指標が示されていて、それに基づいて、じゃあ、うちは3階建てだから
3階に逃げられますよねという判断ができるんだけど、水害や土砂の場合はその判断が非
常に難しくて、だから、ここにいてもいいかしら、駄目かしらという判断が多分、施設ご
とに非常にしにくいような状況なんです。
それが曖昧だと、多分、素人判断すると浸水深を見て、それより高いフロアがあったら
これは逃げられるのねと思うんだけど、僕、そこ専門なので計算しているんですけど、○
○市さんとも一緒にやったんですけれども、やっぱり流速が早かったりすると、1フロア
上があったとしても、避難に適さない建物ってある可能性があって。だから、やっぱり退
去避難と垂直避難の考え方というのを、多分、このまま出されると、最後に「屋内安全確
保を選択した場合は」というのがしれっと出てくると、そこへ無理に流れていってしまう
とちょっと危ないなという印象を持っているんです。
しかも、垂直避難を判断した場合にはスペースを確保しなさいということだけが特出し
で書いてあって、ほんまにその垂直避難でいいかどうかという判断をどこでするのかとい
うのがちょっと分かりにくいというかね。だから、やっぱり避難先の選定のフローチャー
トというか、そういうものがちゃんと示されていたほうがいいのかなという印象を持ちま
した。
【座長】

かなり本質的なところで専門性の強い部分なので、福祉施設にそれを全て委

ねるというのはかなり厳しいということですよね。
【委員】

いや、厳しいですよ。

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