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参考資料3 第1回検討会議事要旨、議事録 (31 ページ)

公開元URL https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/koreisha_hinan_follow-up/index.html
出典情報 令和3年度高齢者施設等の避難確保に関する検討会(フォーロアップ会議)(第2回 2/24)《国土交通省・厚生労働省》
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【座長】

○○委員、お手を挙げていただいて、次、○○委員ですね。では、○○委員、

○○委員の順でお願いいたします。
【○○委員】

○○です。今のお話でいろいろ考えるところがあるのですが、垂直避難

をすると、食料とか薬とかの備蓄があるのかとか、孤立する可能性があるのかとか、そう
いったことまで確認するようになっているのか、あるいは早く家族の元に入所者を戻した
いと思って水平避難のほうがいいというふうに判断する方もいるかもしれないので、もう
ちょっと水平か垂直か、避難の判断をするときにどういう基準でしますかとかアンケート
を取ってもいいかもしれないと思うんですが、何かもう少し考えてもいいのかなと思いま
した。
【座長】

ありがとうございます。という御意見ということで、では、○○委員、お願

いいたします。
【委員】

○○です。実は、前回の検討委員会の調査結果、別紙の自由記載、これを読

ませていただきました。全国の施設が一番、今お話ししている避難行動、いわゆる水平避
難か垂直避難か、実際迷っています。ちなみに、当町は、先ほど委員の方がお話しになり
ましたけれども、ある程度、行政の立場でそれぞれ想定ハザードで、その施設にあったリ
スクを考慮して、垂直避難あるいは水平避難といった部分の助言をさせていただいて避難
確保計画に反映していただいています。
問題は、これからしっかり議論していかなければならないのは、水平避難という部分を
やる場合、とてつもなく時間がかかるということです。移動にはかなりかかります。です
から、逆に言えば、持っていくもの、それから入所者の負担の関係、精神的負担、肉体的
負担もあります。それから、避難先の問題もあります。避難先に果たしてベッドや、ある
いは電源関係、医療機材も必要になってきますので、その電源関係があるのか。その部分
について行政が関与するのか、あるいは施設が実際にそれを確保するのか。その部分をし
っかり議論しないと、水平避難は推奨しても時間はかかる、場所が結局見つからないと、
そういった部分が出てきますので、そこをしっかり議論して、そういう場所も今後しっか
り検討して確保していくんだと。そういった部分であれば、施設が水平あるいは垂直とい
った部分の行動を取りやすいのかなと、このように思っております。
以上です。
【座長】

ありがとうございます。行政がしっかり助言しながら判断してもらっている

ということは一つ非常にありがたいなと思うんですが、一方で行政のほうも、助言判断し

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