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03【資料1-1】新型コロナワクチンの接種について (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31559.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第45回 3/7)《厚生労働省》
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【1】今後の接種について

英国JCVI 声明

概要

(2)ワクチンの有効性等に係る新たな知見等について

英国JCVI(Joint Committee on Vaccination and Immunisation)が2023/1/25に発表した声明の概要は以下の
とおり。





ウイルスの進化、免疫の持続性と幅、感染の疫学に関し、依然として不確実性があり、定期的な接種プログラム
を直ちに開発できない。
長期接種計画に関して暫定的に以下を推奨。
– 2023年から2024年にかけての冬に備えて、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い者に対して
2023年秋に追加接種が提供され得る。
– 加えて、より少数の人々(高齢者や免疫不全者等)には2023年春にも追加接種が提供され得る
– オミクロン株と生物学的に異なり、臨床的に有意な新たな懸念すべき変異株が出現した場合には、緊急に
ワクチンによる対策が必要となり得る。
また、以下を推奨。
– 2021年から始めた16ー49歳の臨床的高リスクではない者への追加接種(3回目接種)は、2022年秋の
接種キャンペーンの終了に合わせて終了すべき。
– 5ー49歳で、臨床的高リスクとなる健康状態の変化が2023年に新たに生じた者には、次の季節性接種
キャンペーンにおいて初回シリーズ及び/又は追加接種が適切に提供されるべき。
– 臨床的高リスクの者を守るため、2023年中に初回シリーズ接種はより対象を絞って提供される方向に向か
うべき。臨床的高リスクグループには以下の者が含まれる:高齢者介護施設入居者とそのスタッフ、第一
線の医療及び社会福祉従事者、50歳以上の者、5-49歳で臨床的高リスクの者、12ー49歳で免疫不全者
と家庭内接触がある者、16ー49歳の介護者。
– 臨床的リスクが異なる集団それぞれに対して重症化(入院及び死亡)予防のための最適なワクチン接種の
タイミングを決定するには、研究の実施が検討されるべき。

出典 JCVI; JCVI statement on the COVID-19 vaccination programme for 2023: 8 November 2022, Updated 27 January 2023; https://www.gov.uk/government/publications/covid-19vaccination-programme-for-2023-jcvi-interim-advice-8-november-2022/jcvi-statement-on-the-covid-19-vaccination-programme-for-2023-8-november-2022 [accessed 27 2 2023]

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