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【資料No.1】1.7_同種同効品一覧表 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29325.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和4年度第5回 11/22)、医薬品第二部会(令和4年度第13回 11/22)(合同開催)《厚生労働省》
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陽性となった検体採取日から14日以内である被験者(イ
ベント)の割合を評価した。
コホートA(ベースラインのRT-qPCRが陰性)において、
イベント発現例数はカシリビマブ600mg及びイムデビマブ
600mg併用投与群では11/753例(1.5%)、プラセボ群では
59/752例(7.8%)であり、リスク減少率は81.4%(95%信
頼区間:65.3%、90.1%)、オッズ比は0.17(95%信頼区間:
0.090、0.332)(ロジスティック回帰分析、P<0.0001)で
あった5)。コホートB(ベースラインのRT-qPCRが陽性)
において、イベント発現例数はカシリビマブ600mg及びイ
ムデビマブ600mg併用投与群では29/100例(29.0%)、プ
ラセボ群では44/104例(42.3%)であり、リスク減少率は
31.5%(95%信頼区間:0.3%、53.4%)、オッズ比は0.54
(95%信頼区間:0.298、0.966)
(ロジスティック回帰分析、
P=0.0380)であった5)。
表17-4 家庭内で最初のSARS-CoV-2感染者と同居する
SARS-CoV-2による感染症の症状がない被験者に対する
有効性

コホートA
イベント発現割合
リスク減少率注2)
オッズ比注4)

コホートB
イベント発現割合
リスク減少率注2)
オッズ比注4)

カシリビマブ600mg
及びイムデビマブ
600mg併用投与群

ビマブ600mg併用投与群は注射部位反応4.0%(53/1311
例)、プラセボ群は注射部位反応1.3%(17/1306例)であっ
た。コホートBにおける副作用の発現状況は、カシリビマ
ブ600mg及びイムデビマブ600mg併用投与群4.5%(7/155
例)、プラセボ群4.5%(7/156例)であった6)。発現割合が
1%以上の副作用は、カシリビマブ600mg及びイムデビマ
ブ600mg併用投与群は注射部位反応3.9%(6/155例)、プ
ラセボ群はCOVID-19が1.3%(2/156例)であった。
[5.3、
7.4参照]
注1)mFAS:ベースライン時の鼻咽頭ぬぐい検体を用い
たSARS-CoV-2のRT-qPCR検査結果が陽性であっ
た患者集団
注2)
(1-カシリビマブ600mg及びイムデビマブ600mg併
用投与群のイベント発現割合/プラセボ群のイベン
ト発現割合)×100
注3)治験責任医師等により、SARS-CoV-2による感染症
に関連する事象であるか否かが判断された。
注4)治 療群、地域(米国、米国以外)、年齢(12歳以上
50歳未満、50歳以上)を固定効果としたロジスティッ
ク回帰

プラセボ群

1.5%
7.8%
(11/753例)
(59/752例)
81.4%
(95%信頼区間:65.3%、90.1%)
0.17
(95%信頼区間:0.090、0.332)
(P<0.0001)
29.0%
42.3%
(29/100例)
(44/104例)
31.5%
(95%信頼区間:0.3%、53.4%)
0.54
(95%信頼区間:0.298、0.966)
(P=0.0380)

なお、本試験の主な選択・除外基準は表17-5の通りであっ
た。
表17-5 主な選択・除外基準
選択 1.家庭内で最初のSARS-CoV-2感染者(初発例)と同
基準 居する無症候の被験者。なお、初発例においてSARSCoV-2陽性が確認された検体の採取から96時間以内に
被験者が無作為化される必要がある
2.無作為化後29日目まで初発例と生活を共にすること
が見込まれる
3.既往歴及びスクリーニング時の診察に基づき治験責
任医師等により健康であると判断される(慢性かつ安
定した症状を有する場合を含む)
除外 1.被験者の申告に基づき、SARS-CoV-2のRT-PCR陽
基準 性又は血清学的検査陽性であったことがある
2.初発例を除き、SARS-CoV-2感染の既往歴を有する
者と同居したことがある又はSARS-CoV-2感染者と同
居している
3.SARS-CoV-2による感染症に合致する症状(呼吸器
症状に限らない)を有する
4.スクリーニング前6カ月以内にSARS-CoV-2による
感染症の症状を伴う呼吸器疾患の既往歴を有する
5.ナーシングホームに入居している
6.SARS-CoV-2による感染症に対するワクチン(承認
の有無を問わない)の接種歴がある

18. 薬効薬理

18.1 作用機序
カシリビマブ及びイムデビマブは、SARS-CoV-2ウイル
スのスパイクタンパク質を認識し、SARS-CoV-2の宿主
細胞への侵入を阻害することにより、ウイルスの増殖を
抑制すると考えられている7)。また、カシリビマブ及びイ
ムデビマブはSARS-CoV-2のスパイクタンパク質に対し
て異なる部位を認識する8),9)。
**18.2 変異株に対する効果

In vitro における検討において、alpha株(B.1.1.7系統)、
beta株(B.1.351系統)、gamma株(P.1系統)、delta株
(B.1.617.2系統)、epsilon株(B.1.427 及び B.1.429系
統)
、iota株(B.1.526系統)
、kappa株(B.1.617.1系統)

lambda株(C.37系統)及びmu株(B.1.621系統)のスパイ
クタンパク質の全配列又はその主要変異を導入したシュー
ドウイルス粒子に対して本剤が中和活性を保持しているこ
とが示唆された(Vero細胞:EC50は野生型もしくはD614G
変異の0.60~3.07倍)10),11)。一方でomicron株(B.1.1.529/
BA.1、BA.1.1、BA.2、BA.2.12.1及びBA.4/BA.5系
統)のスパイクタンパク質の全配列を導入したシュードウ
イルス粒子に対する中和活性は低下することが示唆され
た(Vero細胞:EC50はそれぞれD614G変異の1013倍以上、
1461倍以上、325倍、275倍及び201倍)10)。
[5.4参照]

19. 有効成分に関する理化学的知見
一般的名称:カシリビマブ(遺伝子組換え)
(Casirivimab(Genetical Recombination))
(JAN)
分子式:C6454H9976N1704O2024S44
分子量:約148,000
構造式:アミノ酸残基214個のL鎖2本とアミノ酸残基450個
のH鎖2本からなる糖タンパク質
一般的名称:イムデビマブ(遺伝子組換え)
(Imdevimab(Genetical Recombination))
(JAN)
分子式:C6396H9882N1694O2018S42
分子量:約147,000
構造式:アミノ酸残基216個のL鎖2本とアミノ酸残基450個
のH鎖2本からなる糖タンパク質

コホートAにおける副作用の発現状況は、カシリビマブ
600mg及びイムデビマブ600mg併用投与群4.3%(57/1311
例)、プラセボ群2.5%(32/1306例)であった6)。発現割
合が1%以上の副作用は、カシリビマブ600mg及びイムデ

20. 取扱い上の注意
外箱開封後は遮光して保存すること。

(4)