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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html
出典情報 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》
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2 を処方。動眼神経麻痺、視神経周囲炎が発現。

2022/04/04

右眼瞼下垂、複視を認め、精査加療のため当院に紹介され入院。頭痛は右半分で右眼の奥に限
局しており、慢性副鼻腔炎の所見と右視神経周囲の信号異常、右眼の流涙を認め、右眼瞼は完
全に下垂、右眼球は外転以外動かず、瞳孔は散瞳していた。頭部 MRI、MRA で脳動脈瘤を認め
ず、右視神経の浮腫、右視神経周囲が造影剤で濃染されるなどの所見が見られた。元々視力に
左右差はないが、入院後の右眼視力は左より低下していた。トロサ・ハント症候群症候群、視
神経炎、視神経周囲炎として、ステロイドパルス療法を実施。

2022/04/05

造影 MRI、両側視神経周囲炎、右視神経炎(球後部の浮腫)、症状かわらず。

2022/04/06

耳鼻科受診。真菌症ではない、自覚症状なし。鼻内の所見から動眼神経麻痺の原因とは考えに
くい

。副鼻腔炎として抗菌薬アモキシシリン 250 3T 分 3 7 日分、カルボシステイン(500) 3T 分 3
7 日分処方。同日夕よりトロサハント症候群としてステロイドパルス療法(メチルプレドニゾロ
ン 1000mg、5 日間)

2022/04/07

痛みは消失。以後も痛みは訴えなし。

2022/04/11

メチルプレドニゾロン 1000mg につづいて、プレドニゾロン 60mg 開始、

2022/04/19 からプレドニゾロン 50mg。瞳孔はわずかに散大が改善し、眼瞼下垂はわずかに眼
裂がみえる程度に改善し、右眼球はかすかに上転、下転するようになったが、改善傾向はとま
ったようなので、2 回目のステロイドパルス

2022/04/22

2 回目のステロイドパルス療法(メチルプレドニゾロン 1000mg、5 日間)、4 月 27 日〜プレドニ
ゾロン 50mg。

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