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令和4年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R04_kami_cyber_jousei.pdf |
出典情報 | 令和4年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(9/15)《警察庁》 |
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(3)
主なサイバー犯罪の現況
ア 不正アクセス禁止法*3違反
(ア) 検挙件数
令和4年上半期における不正アクセス禁止法違反の検挙件数は233件
と、前年同期と比べて89件増加した。
【図表24:不正アクセス禁止法違反の検挙件数の推移】
(件)
900
816
800
700
648
609
564
600
500
429
400
300
233
144
200
100
0
H29
(イ)
*3
H30
R1
R2
R3
R3上
R4上
特徴
検挙件数のうち、217件が識別符号窃用型*4で全体の93.1%を占めてい
る。
○ 「利用権者のパスワードの設定・管理の甘さにつけ込んで入手」が最多
識別符号窃用型の不正アクセス行為に係る手口では、「利用権者のパ
スワードの設定・管理の甘さにつけ込んで入手」が100件と最も多く、
全体の46.1%を占めており、次いで「他人から入手」が22件で全体
の10.1%を占めている。
○ 被疑者が不正に利用したサービスは「オンラインゲーム・コミュニ
ティサイト」が最多
識別符号窃用型の不正アクセス行為に係る被疑者が不正に利用した
サービスは 、「オンラインゲーム・コミュニティサイト」が113件と最
も多く、全体の52.1%を占めており、次いで「社員・会員用等の専用
サイト」が51件で全体の23.5%を占めている。
不正アクセス行為の禁止等に関する法律(「不正アクセス行為・他人の識別符号を不正に
取得する行為・不正アクセス行為を助長する行為・他人の識別符号を不正に保管する行為
・識別符号の入力を不正に要求する行為」の5つの違反行為が定められている。)
*4
不正アクセス行為は、他人の識別符号を無断で入力する「識別符号窃用型」と、アクセ
ス制御機能による特定利用の制限を免れる情報(識別符号を除く)又は指令を入力す
る「セキュリティ・ホール攻撃型」に分類することができる。
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主なサイバー犯罪の現況
ア 不正アクセス禁止法*3違反
(ア) 検挙件数
令和4年上半期における不正アクセス禁止法違反の検挙件数は233件
と、前年同期と比べて89件増加した。
【図表24:不正アクセス禁止法違反の検挙件数の推移】
(件)
900
816
800
700
648
609
564
600
500
429
400
300
233
144
200
100
0
H29
(イ)
*3
H30
R1
R2
R3
R3上
R4上
特徴
検挙件数のうち、217件が識別符号窃用型*4で全体の93.1%を占めてい
る。
○ 「利用権者のパスワードの設定・管理の甘さにつけ込んで入手」が最多
識別符号窃用型の不正アクセス行為に係る手口では、「利用権者のパ
スワードの設定・管理の甘さにつけ込んで入手」が100件と最も多く、
全体の46.1%を占めており、次いで「他人から入手」が22件で全体
の10.1%を占めている。
○ 被疑者が不正に利用したサービスは「オンラインゲーム・コミュニ
ティサイト」が最多
識別符号窃用型の不正アクセス行為に係る被疑者が不正に利用した
サービスは 、「オンラインゲーム・コミュニティサイト」が113件と最
も多く、全体の52.1%を占めており、次いで「社員・会員用等の専用
サイト」が51件で全体の23.5%を占めている。
不正アクセス行為の禁止等に関する法律(「不正アクセス行為・他人の識別符号を不正に
取得する行為・不正アクセス行為を助長する行為・他人の識別符号を不正に保管する行為
・識別符号の入力を不正に要求する行為」の5つの違反行為が定められている。)
*4
不正アクセス行為は、他人の識別符号を無断で入力する「識別符号窃用型」と、アクセ
ス制御機能による特定利用の制限を免れる情報(識別符号を除く)又は指令を入力す
る「セキュリティ・ホール攻撃型」に分類することができる。
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