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参考資料1 医師の働き方改革に関する検討会 報告書[5.5MB] (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74139.html
出典情報 令和8年度医師の働き方改革の推進等に関する検討会(第1回 7/13)《厚生労働省》
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特定行為研修制度のパッケージ化によるタスクシフトについて


特定行為に係る業務については、タイムスタディ調査等によると、全体の約3%程度、外科系医師に限れば約
7%程度の業務時間に相当する。週100時間勤務の外科系医師の場合、週7時間程度の時間がこれに相当する。
○ 2024年までに特定行為研修パッケージの研修修了者を1万人程度養成することにより、こうしたタスクシフトを担
うことが可能である。
○ 特に、病院においては、外科領域、麻酔管理領域(救急、集中治療領域等を含む。)における業務分担が進むこ
とが期待される。

外科術後管理領域
呼吸管理(気道管理含む)

術前

手術

術中麻酔管理領域
気道確保

感染管理

術中の麻酔・呼吸・
循環管理

ドレーン管理・抜去

創部管理(洗浄・抜糸・抜鈎)

術後

CV抜去・PICC挿入

気管カニューレ
の交換

ライン確保
術中

疼痛管理

麻酔に係る術前評価

全身麻酔の補助

循環動態・疼痛・栄養・代謝管理

在宅・慢性期領域

胃ろうカテーテル
若しくは腸ろうカ
テーテル
又は胃ろうボタン
の交換

脱水症状に
対する輸液
による補正

褥瘡又は慢性
創傷の治療にお
ける
血流のない壊死
組織の除去

麻酔の覚醒
術後の呼吸・循環・疼痛管理

外科の術後管理や術前から術後にかけた麻酔管理において、頻繁に行われる一連の医
行為を、いわゆる包括的指示により担うことが可能な看護師を特定行為研修のパッケー
ジを活用して養成することで、看護の質向上及びチーム医療を推進。

在宅・慢性期領域において、療養が長期にわ
たる、もしくは最期まで自宅または施設等で療
養する患者に柔軟な対応が可能に。

患者に対するきめ細やかなケアによる医療の質の向上、医療従事者の長時間労働の削減等の効果が見込まれる。

診療科偏在の是正によるタスクシェアの推進
○ 現在、医師数は継続的に増加している一方、その増分は一部の診療科に集中しており、診療科ごとの労働時間には大きな
差が存在している。一方、現行では、 診療科別の医師のニーズは不明確であり、医師は自主的に診療科を選択しているという
状況である。
○ 医師が、将来の診療科別の医療ニーズを見据え、適切に診療科を選択することで診療科偏在の是正につながるよう、人口
動態や疾病構造の変化を考慮した診療科ごとに将来必要な医師数の見通しを、国が情報提供することとしている。
○ また、地域枠については、県内の特定の地域での診療義務を課すことができることから、地域偏在を調整する機能があると
ともに、特定の診療科での診療義務がある場合には、診療科間の偏在を調整する機能もある。
○ 2008年度以降、地域枠を中心として臨時的な定員増を行ってきており、地域枠の充足率や定着率を考慮しても、2024年度に
は最低でも5000人以上※の医師が義務履行中であると考えられる。
○ その4分の1程度の人数の医師が、週80時間の時間外労働時間の水準の達成が難しい医療機関に派遣され、そうした複数
の医師の業務を横断的にタスクシェアすると、6%程度の業務削減が可能であり、週100時間勤務の場合、週6時間程度の時
間がこれに相当する。
※ なお、地域枠医師は、地域医療に従事することが求められており、地域の総合的な診療に従事することから、専門診療科
の医師の業務をそのまま代替するのではなく、救急外来、ICU管理、病棟管理業務等について、タスクシェアが可能。