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参考資料1 介護保健制度をめぐる最近の動向について (85 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25625.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第93回 5/16)《厚生労働省》
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成長戦略フォローアップ(抜粋)①
(令和3年6月18日閣議決定)

〇科学的介護の実現


自立支援等の効果が科学的に裏付けられた介護を実現するため、2020年度から運用を開始した高齢者の状態、ケアの内容等
の情報などのデータを収集・分析するデータベース(LIFE)の情報等を用いた本格的な分析を実施し、次期からの介護報酬
改定の議論に活用し検証を行い、その結果に基づき評価及び適正化を行う。また、取得したデータについては、介護事業所に
提供するほか、介護サービスのベストプラクティスの策定などのケアの質の向上等につながるような取組を進める。さらに、
高齢者の自立支援や重度化防止等の取組を促すようなインセンティブが働くようアウトカム評価に係る検討を行う。

〇ロボット・センサー等の開発・導入


介護分野における業務効率化に効果的なテクノロジーの普及に向けて、2020年8月に構築した介護ロボットの開発・実証・
普及のプラットフォームにおいて、試行実証施設でのケアの提供モデルを構築し、介護現場での実証を行うとともに、効果の
確認が得られたモデルを全国に普及・促進する。



地域医療介護総合確保基金を活用した介護ロボットやICTの導入支援を進めるとともに、介護現場での大規模実証や介護ロ
ボットの導入の効果実証等から得られたエビデンスデータを蓄積・分析し、次期からの介護報酬改定等での評価につなげる。

〇医療・介護現場の組織改革等


介護職員の負担軽減を図り、質の高い介護サービスを提供するため、介護ロボットの普及・ICT化について、地域医療介護総
合確保基金を活用した支援を行う。その際、介護現場の業務の効率化・生産性向上の取組と一体として推進すべく、「生産性
向上ガイドライン」を活用し、介護現場への実効的な普及を図る。



介護サービスの質の維持・向上の観点から、都道府県版「介護現場革新会議」の開催や2019・2020年度に実施したパ
イロット事業の横展開を進め、地域に応じた介護現場の業務効率化の取組を支援する。
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