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資料1 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループにおける意見及び対応の方向性のとりまとめ(案) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66795.html
出典情報 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(令和7年第4回 12/17)《厚生労働省》
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<在宅医療に必要な連携を担う拠点>

「在宅医療に必要な連携を担う拠点」の趣旨等が分かりにくいとの指摘を踏まえ、第
8次医療計画(後期)においては、以下について取り組むべきである。
➢ 今後、在宅医療の需要の増加が見込まれること等を踏まえ、「在宅医療に必要な
連携を担う拠点」は、地域における在宅医療の提供体制に関する協議の機会を提
供し、在宅医療提供施設や職能団体等の関係者、行政の担当者が参画した「顔の
見える関係」の構築を進めること。また、協議の中で、議題に応じて、介護関係
者や障害福祉サービスの関係者とも連携しながら、切れ目ないサービスの提供に
向けた関係者間の関係構築に努めること。
➢ 都道府県は、当該拠点の取組状況を在宅医療の圏域ごとに把握し、連携における

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課題があると考えられる地域に対しては、郡市区医師会と市町村を繋ぐ等の関係
者間の関係構築に努めること。
また、都道府県は、「在宅医療に必要な連携を担う拠点」の担当者及び都道府
県・市町村等の担当者の理解促進や業務の円滑な実施の観点から、「在宅医療に
必要な連携を担う拠点の整備・運用に関するガイドブック」も活用し、地域の医
療資源等の把握、連携上の課題の抽出等の実施状況の確認、課題解決に向けた検
討を進めること。

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(3) 第9次医療計画に向けた検討の進め方について

第9次医療計画に向けては、新たな地域医療構想の議論も踏まえつつ、2040 年を見据
えた医療提供体制の構築に資するよう、「在宅医療において積極的役割を担う医療機
関」と「在宅医療に必要な連携を担う拠点」のそれぞれが担うべき役割について、以
下のような点について今後検討を進めるべきである。
➢ 「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」について、今後、在宅医療の需
要の増加が見込まれる一方、医療従事者の確保が困難となることが想定される中、
担うことが期待される役割や機能について、提供している在宅医療の提供やその
他の役割についての実施状況等を踏まえた、「在宅医療において積極的役割を担
う医療機関」のあり方について
➢ 「在宅医療に必要な連携を担う拠点」に関して、すでに在宅医療・介護連携推進
事業において取り組まれていることや、新たな地域医療構想において在宅医療等
連携機能が医療機関機能の一つとして位置づけられることを踏まえ、「在宅医療
に必要な連携を担う拠点」に特に求められる役割について

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3 ICT の活用等を通じた多職種連携・生産性向上の取組について
(1) 背景及び課題

在宅医療における多職種連携については、これまで、退院支援、日常の療養生活の支

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