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資料1 医療用医薬品の安定供給確保に向けた取組について (27 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65290.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 医療用医薬品迅速・安定供給部会(第2回 10/27)《厚生労働省》 |
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医政局医薬産業振興・医療情報企画課
(内線2657、4472)
抗菌薬等医薬品備蓄体制整備事業
令和8年度概算要求額
5.8億円(-億円)※()内は前年度当初予算額
1 事業の目的
〇
医療用医薬品については、製薬企業にて業界ガイドライン等に基づき一定の在庫が備蓄されているが、想定を超える感染症が流行し
た場合や、国内では1社供給である医薬品について製造・品質トラブルが発生した場合等においては、通常の備蓄量では需要を賄いきる
ことができず、需給が逼迫する事例が見られている。
○
また、注射用抗菌薬の大多数を占めるβラクタム系抗菌薬は、その原材料や原薬を100%中国に依存しているため、2030年までに国内
製造体制を構築するための支援を実施しているが、2030年までに中国からの供給が途絶した場合、国内在庫により対応せざるを得ない。
○
これらの事案に対しては、医薬品の新規生産・輸入や製造・品質トラブルの解消には一定の期間を要するため、平時から備蓄を一定以
上に積み増しておくことが、安定供給に向けて有効な対策となる一方で、備蓄の積み増しには追加費用(積み増し分の増産及び備蓄に
係る費用)が発生すること等から、製薬企業により自主的に対応がなされることは期待できない。
○
そのため、本事業においては、抗菌薬等の感染症対症療法薬・治療薬や安定確保医薬品を対象に、想定を超える感染症の流行や原薬の
輸入途絶等に備えて、一定以上の備蓄の積み増しを行う製薬企業に対し、積み増しに伴う、増産(設備整備費、人件費、資材の保管費
用等)及び備蓄(設備整備費及び保管費用)に係る追加費用を補助し、促すことで、当該医薬品の安定供給に向けた体制整備を行う。
2 事業の概要・スキーム
3 実施主体等
○感染症対症療法薬・治療薬や安定確保医薬品を対象に、一定以上の積み増しを行う製薬企業に対し、積み増しに伴う、
増産(設備整備費、人件費、資材の保管経費等)及び備蓄(設備整備費及び保管費用)に係る追加費用を補助
通常の年間生産量
製薬企業
設備整備 人的体制整備 等
+
在庫の積み増し分の増産
設備整備 人的体制整備 等
感染症対症療法薬・治療薬
安定確保医薬品
既存の在庫量
+
通常の年間生産量
+
在庫の積み増し分
通常の保管設備・経費
保管倉庫※
+
積み増し分の保管施設の整備・経費
・在庫の積み増し
を行う製薬企業
・補助率:上記費
用の1/2
(国1/2、
事業者1/2)
保管倉庫※
※卸売販売業者等に備蓄を委託する場合も補助の対象
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(内線2657、4472)
抗菌薬等医薬品備蓄体制整備事業
令和8年度概算要求額
5.8億円(-億円)※()内は前年度当初予算額
1 事業の目的
〇
医療用医薬品については、製薬企業にて業界ガイドライン等に基づき一定の在庫が備蓄されているが、想定を超える感染症が流行し
た場合や、国内では1社供給である医薬品について製造・品質トラブルが発生した場合等においては、通常の備蓄量では需要を賄いきる
ことができず、需給が逼迫する事例が見られている。
○
また、注射用抗菌薬の大多数を占めるβラクタム系抗菌薬は、その原材料や原薬を100%中国に依存しているため、2030年までに国内
製造体制を構築するための支援を実施しているが、2030年までに中国からの供給が途絶した場合、国内在庫により対応せざるを得ない。
○
これらの事案に対しては、医薬品の新規生産・輸入や製造・品質トラブルの解消には一定の期間を要するため、平時から備蓄を一定以
上に積み増しておくことが、安定供給に向けて有効な対策となる一方で、備蓄の積み増しには追加費用(積み増し分の増産及び備蓄に
係る費用)が発生すること等から、製薬企業により自主的に対応がなされることは期待できない。
○
そのため、本事業においては、抗菌薬等の感染症対症療法薬・治療薬や安定確保医薬品を対象に、想定を超える感染症の流行や原薬の
輸入途絶等に備えて、一定以上の備蓄の積み増しを行う製薬企業に対し、積み増しに伴う、増産(設備整備費、人件費、資材の保管費
用等)及び備蓄(設備整備費及び保管費用)に係る追加費用を補助し、促すことで、当該医薬品の安定供給に向けた体制整備を行う。
2 事業の概要・スキーム
3 実施主体等
○感染症対症療法薬・治療薬や安定確保医薬品を対象に、一定以上の積み増しを行う製薬企業に対し、積み増しに伴う、
増産(設備整備費、人件費、資材の保管経費等)及び備蓄(設備整備費及び保管費用)に係る追加費用を補助
通常の年間生産量
製薬企業
設備整備 人的体制整備 等
+
在庫の積み増し分の増産
設備整備 人的体制整備 等
感染症対症療法薬・治療薬
安定確保医薬品
既存の在庫量
+
通常の年間生産量
+
在庫の積み増し分
通常の保管設備・経費
保管倉庫※
+
積み増し分の保管施設の整備・経費
・在庫の積み増し
を行う製薬企業
・補助率:上記費
用の1/2
(国1/2、
事業者1/2)
保管倉庫※
※卸売販売業者等に備蓄を委託する場合も補助の対象
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