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【資料4】医療計画の見直しについて (46 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64896.html |
出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第11回 10/20)《厚生労働省》 |
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精神病床における基準病床数の見直しについて
現状
○ 現行の医療計画では令和8年の患者推計値を元に基準病床を定めており、令和5年時点において、
全ての都道府県で既存病床数が基準病床数を上回っており、患者数と病床数は減少傾向である。
○ 第8次医療計画における基準病床数の算定式については、近年、精神病床における 入院患者数
が減少傾向であることを勘案したものにするとともに、政策効果(例:精神科医療の進展、地域に
おける基盤整備の進展)、政策効果以外(例:患者の年齢構成の変化、疾病構造の変化)の両者の
影響を勘案している。
○ その上で、患者調査における令和2年の患者数を元に、平成26年から平成29年の入院患者数の
変化率を用い、政策効果、病床利用率を加味し、令和8年の患者数を推計するとともに、病床利用
率0.95を用いて必要となる病床数を算出している。
○ 政策効果に係る係数については、「優れた取り組みを参考にするとともに、現実的な目標である
必要があることから、実際にその水準を達成している県(47都道府県の上位10%)の値を参考と
したうえ、その値に一定程度近づけるものとする」としており、それを踏まえ、都道府県は地域の
実情を踏まえて係数を調整して設定することとしている。
○ これらの基準病床数の計算については、前回も厚生労働科学研究班において試算し、実装してお
り、令和11年の基準病床数についても、現在、厚生労働科学研究班が試算を行っている。
対応の方向性
○ 第8次医療計画の期間中であること等から、基本的には前回の基準病床数の算定式の考え方を踏
襲することとしてはどうか。
○ その上で、算定式に用いる患者数の時点は、前回から3年経過した令和5年の値を用いることと
し、入院患者数の変化率は、令和2年から令和5年の変化率を用いることとしてはどうか。
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現状
○ 現行の医療計画では令和8年の患者推計値を元に基準病床を定めており、令和5年時点において、
全ての都道府県で既存病床数が基準病床数を上回っており、患者数と病床数は減少傾向である。
○ 第8次医療計画における基準病床数の算定式については、近年、精神病床における 入院患者数
が減少傾向であることを勘案したものにするとともに、政策効果(例:精神科医療の進展、地域に
おける基盤整備の進展)、政策効果以外(例:患者の年齢構成の変化、疾病構造の変化)の両者の
影響を勘案している。
○ その上で、患者調査における令和2年の患者数を元に、平成26年から平成29年の入院患者数の
変化率を用い、政策効果、病床利用率を加味し、令和8年の患者数を推計するとともに、病床利用
率0.95を用いて必要となる病床数を算出している。
○ 政策効果に係る係数については、「優れた取り組みを参考にするとともに、現実的な目標である
必要があることから、実際にその水準を達成している県(47都道府県の上位10%)の値を参考と
したうえ、その値に一定程度近づけるものとする」としており、それを踏まえ、都道府県は地域の
実情を踏まえて係数を調整して設定することとしている。
○ これらの基準病床数の計算については、前回も厚生労働科学研究班において試算し、実装してお
り、令和11年の基準病床数についても、現在、厚生労働科学研究班が試算を行っている。
対応の方向性
○ 第8次医療計画の期間中であること等から、基本的には前回の基準病床数の算定式の考え方を踏
襲することとしてはどうか。
○ その上で、算定式に用いる患者数の時点は、前回から3年経過した令和5年の値を用いることと
し、入院患者数の変化率は、令和2年から令和5年の変化率を用いることとしてはどうか。
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