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【資料4】医療計画の見直しについて (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64896.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第11回 10/20)《厚生労働省》
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第3

構築の具体的な手順



課題の抽出



都道府県は、「第2 医療体制の構築に必要な事項」を踏まえ、「1 現状の把握」で収集した情報や指標により把握した数値から明
確となった現状について分析を行い、精神疾患に係る地域の医療体制の課題を抽出し、医療計画に記載すること。



その際、現状分析に用いたストラクチャー、プロセス、アウトカム指標の関連性も考慮し、多様な精神疾患等ごとの医療機能も踏
まえ、可能な限り精神医療圏ごとに課題を抽出すること。



数値目標



都道府県は、精神疾患に係る良質かつ適切な医療を提供する体制について、事後に定量的な比較評価を行えるよう、「4 課題の抽
出」で明確にした課題に対して、地域の実情に応じた目標項目やその数値目標、目標時期について別表5を踏まえて設定し、医療
計画に記載すること。



目標時期については、基準病床数の算定において令和8年を設定時期としていることに留意すること。



また、数値目標の設定に当たっては、各指標の全国データ等を参考にするとともに、基本方針第十一に掲げる諸計画に定められる
目標を反映するものとし、特に、別表5にアウトカムとして示す項目のうち、「精神病床における入院後3、6、12か月時点の退
院率」、「精神障害者の精神病床から退院後1年以内の地域での平均生活日数」、「精神病床における慢性期(1年以上)入院患
者数(65歳以上・65歳未満別)」については、障害福祉計画においても成果目標として設定されていることから、当該数値との整
合に留意すること。



なお、達成可能なものだけを目標とするのではなく、真に精神医療圏の課題を解決するために必要な目標を設定すること。

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