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資料2 肺がん検診について (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64487.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第45回 10/10)《厚生労働省》
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重喫煙者に対する胸部X線検査と喀痰細胞診の併用法について①




重喫煙者に対する喀痰細胞診と胸部X線検査の併用法については、国内の症例対照研究において死亡率減少効果が
確認されていることから、対策型検診として実施してきた。
1980年代の我が国の状況では、喀痰細胞診のみで肺がんが発見された者が一定程度存在していた。

国内の症例対照研究で示された喀痰細胞診と胸部X線検査の併用法による死亡率減少効果(有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン(2006))

➢ 1980年代の肺がん検診における検査手法毎の肺がん発見数(「肺癌検診提要」を元に厚生労働省がん・疾病対策課において作成)
受診者数

検査対象

岡山県

宮城県

50歳以上
(喫煙指数:
600以上)
50歳以上
(喫煙指数:
600以上)

年度

(エックス
線)

喀痰細胞診
提出数

1982

20,066

1983

発見肺癌数*1
総数

細胞診
のみ

X線のみ

両者

喀痰細胞診による
肺がん発見割合*2

1,674

10

2

8

0

0.119%

28,008

2,414

7

2

4

1

0.082%

1984

22,335

2,462

5

2

3

0

0.081%

1982

67,754

5,858

40

17

19

4

0.290%​
参照:肺癌検診提要

1983

120,467

7,802

42

18

19

5

0.230%​

1984

175,099

9,759

51

16

33

2

0.163%​

*1対象:喀痰細胞診受診者

*2喀痰細胞診のみで発見した肺癌数/喀痰細胞診提出数

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