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06資料3-1HPVワクチンの男性への接種について (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63875.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第31回 9/25)《厚生労働省》
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HPVワクチンの男性接種の費用対効果分析におけるモデリングについて
HPVワクチンの男性接種の費用対効果分析におけるモデリングについて

○ ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンファクトシート追補版においては、より精緻なモデルを再構築するのに
必要な、性行動の頻度や男女間の感染確率などの、十分な国内データが乏しく、男性のHPV関連各種疾患への直接的
な効果をマルコフモデルにより推計し、女性への間接的効果(子宮頸がんの予防効果)を女性接種に関する評価モデ
ルを通して推計を行った。
○ 特に男性接種による女性の子宮頸がんに対する予防効果についての評価モデルについて、推計を多分に含んでおり、
より精緻な分析を実施するために、HPVワクチン接種により予防可能な疾病の疫学情報や、HPVワクチンの有効性・
安全性、より良いHPVワクチンの男性接種による女性の間接的効果、HPVワクチンの価格等についての情報が必要。
○ 今後、ダイナミックモデルの再構築に必要な国内データの整備が進むことが期待されている。

論点

○ HPVワクチンの男性接種に係る費用対効果分析におけるモデリングの検討にあたっては、ヒトパピローマウイルス
(HPV)ワクチンファクトシート追補版作成時の検討状況や、池田委員提出資料等を踏まえ、
・ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンファクトシート追補版作成時にHPVワクチンの男性接種の費用対効果
について検討したモデルをより精緻なものとするために必要な最新のエビデンスや、
・より精緻なモデルであるダイナミックモデルを構築するために必要な信頼性の高い国内データ
について、引き続き情報収集を行うこととしてはどうか。
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