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2026年度改定における在宅業務に係る要望事項 (20 ページ)
出典
公開元URL | https://secure.nippon-pa.org/pdf/demand_2025_09.pdf |
出典情報 | 2026年度改定における在宅業務に係る要望事項(9/16)《日本保険薬局協会》 |
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在宅業務における収益状況
薬剤師1人が1時間の在宅業務で得る収益は4,715円である。この収益は、薬剤師1人・1時間換算した給与費を下回り、給与費以外に様々な費用
が発生していることを踏まえると、在宅業務では大きな赤字が生じていると考えられる。
■薬局の年間給与費
(人件費、法定福利費)
÷ 約2080時間
3,662万円*1
平均的な薬局*1
(第24回医療経済実態調査における平均)
(40時間 × 52週)
÷ 薬剤師所属人数
(参考)給与費以外の費用*1
3.6名
委託費
:72万円
減価償却費
:246万円
その他の経費
:3,084万円
薬剤師 3.6人
薬剤師以外 2.9人
■在宅1訪問当たりの収益
5,815円*2
■薬剤師1人・1時間換算した給与費:4,890円
• 在宅業務で得られる収益は、薬剤師1人・1時間
換算した給与費を下回る
• 給与費以外に様々な費用(家賃、水道光熱費、
消耗品費、交通費、車輌維持費など)が発生し
ている
これらを踏まえると、
在宅業務では大きな赤字が生じていると考えられる
■薬剤師1人・1時間換算した収益:4,715円
÷1.23時間
(74分)*3
1回の訪問における平均的収益*3 金額(円)
管理指導料
5,784
時間外・休日等 加算料
31
合計
5,815
*1:「第24回医療経済実態調査」 より引用・算出
*2:調剤(薬剤調整等)に関する報酬は考慮せず
*3:調剤時間を抜いて算出
日本総合研究所 「薬剤師の個人宅向け在宅業務実態に関する大規模調査結果」( https://www.jri.co.jp/column/opinion/detail/16039/ )N=868名の薬局薬剤師、
および「第24回医療経済実態調査」(厚生労働省)を基に日本総研作成
Nippon Pharmacy Association All Rights Reserved
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薬剤師1人が1時間の在宅業務で得る収益は4,715円である。この収益は、薬剤師1人・1時間換算した給与費を下回り、給与費以外に様々な費用
が発生していることを踏まえると、在宅業務では大きな赤字が生じていると考えられる。
■薬局の年間給与費
(人件費、法定福利費)
÷ 約2080時間
3,662万円*1
平均的な薬局*1
(第24回医療経済実態調査における平均)
(40時間 × 52週)
÷ 薬剤師所属人数
(参考)給与費以外の費用*1
3.6名
委託費
:72万円
減価償却費
:246万円
その他の経費
:3,084万円
薬剤師 3.6人
薬剤師以外 2.9人
■在宅1訪問当たりの収益
5,815円*2
■薬剤師1人・1時間換算した給与費:4,890円
• 在宅業務で得られる収益は、薬剤師1人・1時間
換算した給与費を下回る
• 給与費以外に様々な費用(家賃、水道光熱費、
消耗品費、交通費、車輌維持費など)が発生し
ている
これらを踏まえると、
在宅業務では大きな赤字が生じていると考えられる
■薬剤師1人・1時間換算した収益:4,715円
÷1.23時間
(74分)*3
1回の訪問における平均的収益*3 金額(円)
管理指導料
5,784
時間外・休日等 加算料
31
合計
5,815
*1:「第24回医療経済実態調査」 より引用・算出
*2:調剤(薬剤調整等)に関する報酬は考慮せず
*3:調剤時間を抜いて算出
日本総合研究所 「薬剤師の個人宅向け在宅業務実態に関する大規模調査結果」( https://www.jri.co.jp/column/opinion/detail/16039/ )N=868名の薬局薬剤師、
および「第24回医療経済実態調査」(厚生労働省)を基に日本総研作成
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