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スライド_腸内細菌は樹状細胞を介して腸から離れたがんの免疫環境に影響する 免疫チェックポイント阻害薬の作用に関与する新たな腸内細菌を同定 (9 ページ)

公開元URL https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2025/0715/index.html
出典情報 国立がん研究センター プレスリリース(7/15)《国立がん研究センター》
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研究成果:2.免疫チェックポイント阻害薬の効果に関与する新たな腸内細菌
「YB328」を発見
ー奏効例の便から新しい菌株 YB328 の単離培養に成功ー
マウスモデルの治療実験:YB328 と患者由来の便との併用効果を検討
抗PD-1抗体+
抗PD-1抗体+
抗PD-1抗体+
抗PD-1抗体+
奏効例便移植+ 非奏効例便移植+ 奏効例便移植+ 非奏効例便移植+
P. vulgatus
P. vulgatus
YB328
YB328

便移植 腫瘍移植 抗PD-1抗体+細菌

-21

5, 8, 11 日

-14,-12,10 Day 0

(日)

YB328 は、非奏効例の便と一緒に投与しても治療効果を回復できる

マウスモデルの治療実験:YB328 とそれ以外の患者由来の菌の治療効果を比較

5, 8, 11 日

コントロール抗体 抗PD-1抗体

抗PD-1抗体+ 抗PD-1抗体+ 抗PD-1抗体+ 抗PD-1抗体+ 抗PD-1抗体+

R. torque

P. vulgatus

C. colicanis

抗PD-1抗体+

E. ramosum R. gauvreauii D. massiliensis

抗PD-1抗体+

R. albus

3000

抗PD-1抗体+
YB328

3000

2000

1000

0
0

5 10 15 20 25

0

5 10 15 20 25

0

5 10 15 20 25 0

5 10 15 20 25

0

5 10 15 20 25

0

5 10 15 20 25

0

5 10 15 20 25 0

5 10 15 20 25

0

5 10 15 20 25

(日)

YB328 は、奏効例の便から単離できた菌株で最も治療効果が強い
有効性が報告されている菌種
コントロール抗体 抗PD-1抗体

2000

1000

0

抗PD-1抗体+ 抗PD-1抗体+

B. longum A. muciniphila

800

腫瘍サイズ (mm3)

0

腫瘍サイズ(mm3)

腫瘍移植 抗PD-1抗体+細菌

腫瘍サイズ (mm3)

奏功例の便から単離された他の菌株

0

5

10 15 20 25

(日)

600
400
200
0

0

5

10 15 20

0

5

10 15 20

0

5

10 15 20

0

5

10 15 20

(日)

YB328 は、報告された菌株と
比較して治療効果が強い

8