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スライド_腸内細菌は樹状細胞を介して腸から離れたがんの免疫環境に影響する 免疫チェックポイント阻害薬の作用に関与する新たな腸内細菌を同定 (16 ページ)

公開元URL https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2025/0715/index.html
出典情報 国立がん研究センター プレスリリース(7/15)《国立がん研究センター》
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研究成果:4.YB328株はCD103陽性樹状細胞を誘導・活性化し、その抗腫瘍効果に
Toll様受容体(TLR)注シグナルが不可欠であることを解明
ーYB328による cDC1 の誘導には TLR-MyD88 シグナルが必須ー

Tumour size (x102 mm3)

**

1.6
1.2
0.8
0.4
0

CD103+CD11b- cDCs
progenies fold change

2
0

10
0

0

4

6

9

11

13

16 (日)

p < 0.0001
p < 0.0001

p < 0.0001
p < 0.0001
p < 0.0001

未刺激
P. vulgatus
YB328

Tlr7/9-/-: コントロール抗体

15

Tlr7/9-/-: Anti-PD-1 mAb
Tlr7/9-/-: 抗PD-1抗体+YB328

10
5
0

0

5

10

15

20

TLR 刺激が YB328 による cDC1 誘導には不可欠 (TLRs-MyD88 シグナルがないと YB328 の効果消失)

n.s.
n.s.

4

20

p < 0.0001

6

30

p < 0.0001

8

MyD88-/-: コントロール抗体
MyD88-/-: Anti-PD-1 mAb
MyD88-/-: 抗PD-1抗体+ YB328

WT: コントロール抗体
WT:抗PD-1抗体
WT: 抗PD-1抗体+YB328

Tumour size (x102 mm3)

CD103+CD11b- cDCs
progenies fold change

2.0

n.s.
n.s.

YB328

MyD88-/-

p = 0.0012

WT

WT: コントロール抗体
WT: 抗PD-1抗体
WT: 抗PD-1抗体+ YB328

p < 0.0001

TLRとその下流のシグナルを欠損したマウスでの検討