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介護保険施設における特定行為研修修了者の養成及び組織的配置・活用のガイド (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.pref.okayama.jp/site/361/981853.html |
出典情報 | 「介護保険施設における特定行為研修修了者の養成及び医師との連携体制等に関する調査研究事業」活用ガイド周知のお願い(周知依頼)(6/12付 事務連絡)《厚生労働省》 |
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3.どうやって養成・配置するか
(1)理事長、施設長が養成・配置を決断する
これまでにみたとおり特定行為研修を修了した看護師を配置することは、介護施設に
とって大変有用です。
研修修了者を配置するためには、まずは法人の理事長や施設長の決断が肝心です。
理事長、施設長が配置を決断したら、自施設の利用者のニーズと必要な特定行為を把
握し、活動のための組織的な準備を始めましょう。
まず、研修修了者を配置するための方法としては以下のいずれかが考えられます。
〇自施設の看護師が特定行為研修を受講する
〇同一法人・関連法人の他施設にいる研修修了者の異動
〇研修修了者を採用する
(2)自施設の看護師が特定行為研修を受講する
自施設の看護師が特定行為研修を受講することで、研修修了者の配置ができます。
特定行為研修を受講するためには、厚生労働省が指定した指定研修機関で研修を受講
する必要があります。外部から受講者を受け入れるか、開講されている区分、研修の実
施方法等は、指定研修機関によって異なりますので確認しましょう。
※看護師の特定行為研修制度ポータルサイトで確認ができます。
https://portal.tokutei-nurse-council.or.jp/index.html
既存の指定研修機関で受講する方法の他に、自施設もしくは同一法人・関連法人の施
設が指定研修機関になり養成する方法もあります。
特に、今後多くの研修修了者の配置を検討している施設・法人であれば、自施設もし
くは、同一法人・関連法人の施設が「指定研修機関となること」を検討することも有用
です。自施設が指定研修機関になると、看護師は、自施設での研修受講が可能となり、
医師や他職員の特定行為研修制度への理解も進み、研修修了者の一層の活躍および周囲
からの支援も期待できます。
なお、特定行為研修は、働きながら研修を受けられますが、仕事と研修の両立はとて
も大切です。以下のような点から、積極的に研修受講の支援をしましょう。
○研修受講中の看護師の身分保障
○研修受講費の補助
○研修する場所や設備の提供
○受講時間を勤務時間扱いとする(全時間もしくは上限時間を決める)
○受講にあたっての休暇取得や業務の調整
○受講者の学習意欲の維持
○メンター(助言者・相談者)の配置 /等
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(1)理事長、施設長が養成・配置を決断する
これまでにみたとおり特定行為研修を修了した看護師を配置することは、介護施設に
とって大変有用です。
研修修了者を配置するためには、まずは法人の理事長や施設長の決断が肝心です。
理事長、施設長が配置を決断したら、自施設の利用者のニーズと必要な特定行為を把
握し、活動のための組織的な準備を始めましょう。
まず、研修修了者を配置するための方法としては以下のいずれかが考えられます。
〇自施設の看護師が特定行為研修を受講する
〇同一法人・関連法人の他施設にいる研修修了者の異動
〇研修修了者を採用する
(2)自施設の看護師が特定行為研修を受講する
自施設の看護師が特定行為研修を受講することで、研修修了者の配置ができます。
特定行為研修を受講するためには、厚生労働省が指定した指定研修機関で研修を受講
する必要があります。外部から受講者を受け入れるか、開講されている区分、研修の実
施方法等は、指定研修機関によって異なりますので確認しましょう。
※看護師の特定行為研修制度ポータルサイトで確認ができます。
https://portal.tokutei-nurse-council.or.jp/index.html
既存の指定研修機関で受講する方法の他に、自施設もしくは同一法人・関連法人の施
設が指定研修機関になり養成する方法もあります。
特に、今後多くの研修修了者の配置を検討している施設・法人であれば、自施設もし
くは、同一法人・関連法人の施設が「指定研修機関となること」を検討することも有用
です。自施設が指定研修機関になると、看護師は、自施設での研修受講が可能となり、
医師や他職員の特定行為研修制度への理解も進み、研修修了者の一層の活躍および周囲
からの支援も期待できます。
なお、特定行為研修は、働きながら研修を受けられますが、仕事と研修の両立はとて
も大切です。以下のような点から、積極的に研修受講の支援をしましょう。
○研修受講中の看護師の身分保障
○研修受講費の補助
○研修する場所や設備の提供
○受講時間を勤務時間扱いとする(全時間もしくは上限時間を決める)
○受講にあたっての休暇取得や業務の調整
○受講者の学習意欲の維持
○メンター(助言者・相談者)の配置 /等
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