続するとともに、地域医療構想に即した病床機能再編を実施する場合には、適
切に請求できるように要望する。
併せて、休床や許可病床からの削減についても、地域医療構想の推進の観点
から、何らかの国庫補助が行われることを要望する。

Ⅴ

病院における食事療養関係

１

病院給食に関する構造の転換に係る補助、及び抜本的な構造の転換に係る
研究のための財政的支援
今日の病院給食は、収支の悪化が加速しており、働き方改革の推進に伴い病
院給食業務の見直し等の対応等、喫緊の課題である。
病院給食業務に係る課題がセントラルキッチン方式や急速冷却調理・加工
機を使用する新調理システムの導入が求められている。
治療や健康管理の一環として重要な役割を担っている病院給食を破綻させ
ないために、今できる構造の転換に係る財政的補助を要望する。
また、長期的な視野に立って病院給食の持続可能性を考慮した実態調査を
行い、各病院で取り組んでいる画期的な改善策の収集・共有を進め、それぞれ
の地域事情等を考慮した対策の検討や、入院時食事療養費を 1 日単位に戻す
ことの有用性等の検討が必要である。
ついては、病院団体や病院給食を提供している企業や団体等と協同で病院給

食に関する抜本的な構造の転換に係る研究を実施するための補助を要望する。

Ⅵ

医療機関の DX 関係

１

医療情報化支援基金による、電子カルテの標準化等にかかる初期導入経費
への補助
医療分野においても ICT を積極的に活用し、効率的かつ質の高い医療提供

体制の構築として、平成 31 年度予算において、医療情報化支援基金が創設さ
れた。その対象事業として、電子カルテの標準化に向けた医療機関の電子カル
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