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【参考資料6】アルドシカ錠20mg並びにザルティア錠2.5mg及び同錠5mgの添付文書 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》
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本剤20mg\り 群又は40mg群に割り付けられた総症例161例中98例 (60.9%) に
副作用が認めぬられた。 主な副作用は頭痛 (33.5%)、潤紅 (8.7%)、筋肉痛
(7.5%)、背部痛 (6.8%) 等であった。
17.1.2 国際共同第皿相試験 (長期継続試験)

先行するプラセボ対照二重盲検比較試験に参加した肺動脈性肺高血圧症患者
(357例、日本人時者22例を含む) を対象に本剤20mg#きり 又は40mgを1日1回投
与する52週間の長期継続試験を実施した。その結果、プラセボ対照二重盲検
比較試験で認められだた本剤40mg投与による6分韻歩行距離の改善は、52週後
においても維持されていることが示された。

表3) 6分間歩行距離 (m)

タダラフィル40mg群
統計量
投与前 16財後 28週後 40週後 52週後
平均人 403.31 404.24 404.32 40490 410.01
(95%信頼区間) (383.08一 | (38295一 | (38193- | (38285一 | (389.74一
[生例 数] 423.54) 425.52) 426.71) 426 95) 430.28)
[69] 刺 [66] [61] [60] [59]

注2) 先行試験で本剤40mgを16週間投与し、本試験で40mg群に割り付けられ
た被験者数

本剤群に割り付けられた総症例357例 (日本人患者22例を含む) 中176例
(49.3%) に副作用が認められた。主な副作用は頭痛 (15.1%)、潤紅 (5.6%)、
浮動性めまい (5.0%) 等であった。

18. 薬効薬理

18.1 作用機序
肺血管平滑筋における主要なcGMP分解酵素であるPDE5を選択的に阻害する
ことにより、肺組織中のcGMPを有意に増加させ血管聞緩反応を発現する
(er みゆの)。

18.2 PDE5阻害作用
タダラフィルは選択的PDE5阻害剤でもる。 ヒト遺伝子組み換えPDE5を約1nM
の1Cs。値で阻害 し、PDE6及びPDE11と比較するとそれぞれ700及び14倍、その
他のPDEサプタイプと比較すると9000倍以上の選択性を示しため9 (訪 の)。

18.3 肺高血圧症モデルに対する作用
肺高血圧進展抑制作用:モノフクロタリン診発肺高血圧ラットモデルにおいて、
タダラフィルは全身血圧に有意な影響を与えをることなく、肺動脈圧、右心室
圧を有意に抑制した (訪 尽o)。
延命作用:タダラフィルはモノクロタリン誘多肺高血圧ラットの生存率を有意
に改善した9 (訪 ウo)。

19. 有効成分に関する理化学的知見
一般交名称 : タダラフィル (Tadalafil) [JAN]

化学名 : (6P, 12aZ) -6- (1, 3-Benzodioxol-5-ylj) -2-methyl-2, 3, 6, 7, 12,
12a-hexahydropyrazino [1 , 2: 1, 6] pyrido [3, 4-ヵ] indole-1, 4-dione

分子式 : CHnsNsO4

分子量 : 389.40

化学構造式 :

性状 : 白色の粉末である。
ジメチルスルホキシドに浴けやすく、アセトニトリルにやや藩けにくく、エ
タノール (99.5) に溶けにくく、水にほとんど溶けない。

分配係数 : 2.89 (1-オクタノール/水系)

22. 包装
60錠 [10錠 (PTP) x6]

23. 主要文献

1) Kloner RA, er 〆.:Am T Cardiol. 2003: 92 (Suppl) :37M-46M

2) Patterson D, ez 〆.:Br 」 Clin Pharmacol. 2005: 60 (5) : 459-468

3) Kloner RA, er 〆.] Am Coll Cardiol. 2003: 42 (10) : 1855-1860

4) 社内資料リトナビル及びケトコナゾールとの楽物相互作用 (2007年7月31
日承認、CTD 2.7.2.2.2.3.2)

5) 社内資料リファンピシン及びケトコナゾールとの薬物相互作用 (2007年7
月31日承各、CTD 2.7.2.2.2.3.1)

6) 社内資料:ボセンタンとの薬物相互作用 (2009年10月16日承認、CTD
2.7.2.2.2.3)

7) Kioner RA, er 〆.:] Urol. 2004: 172 (5 Pt 1) : 1935-1940

8) Kloner RA, er 〆.:Am T Cardiol. 2003: 92 (supp) : 47M-57M

9) 社内資料:ワルファリンとの楽物相互作用 (タダラフィル10mg) (2007年7
月31日承認、CTD 2.7.2.2.2.3.6)

10) 社内資料:ワルファリンとの楽物相互作用 (タダラフィル20mg) (2007年7
月31日承認、CTD 2.7.2.2.2.3.6)

11) Pomeranz HD, ez /. Neuroophthalmol. 2005: 25 (1) : 9-13

12) Lee AG, ez .:Am ] Ophthalmol. 2005: 140 (4) : 707-708

13) Campbell UB, er 〆.T Sex Med. 2015: 12 (1) : 139-151

14) Gilad R, ez 〆.:BM]. 2002: 325 (7369) : 869

15) Striano P, er 〆.:BMT. 2006: 333 (7572) : 785

16) 社内資料:アルコールとの薬物相互作用 (タダラフィル10mg) (2007年7月
31日承認、CTD 2.7.2.2.2.3.9、CTD 2.7.2.2.2.4.7)

17) 社内資料:アルコールとの薬物相互作用 (タダラフィル20mg) (2007年7月
31日承認、CTD 2.7.2.2.2.3.9、CTD 2.7.2.2.2.4.7)

18) Hellstrom WJG, ez 〆.:] Urol. 2003: 170 (3) : 887-891

19) 社内資料:精液牧性に及ぼす影響 (2007年7月31日承認、CTD 2.7.4.4.3)

20) 社内資料:健康成人における反復投与時薬物動態 (タダラフィル20mg)
(2007年7月31日承認、CTD 2.7.2.2.2.1.2)

21) 社内資料:健康成人における反復投与時楽物動貞 (タダラフィル40mg)
(2009年10月16日承認、CTD 2.7.2.2.2.1)

22) 社内資料:肺動脈性肺高血圧症患者における母集団薬物動態解析 (2009年10
月16日承認、CTD 2.7.2.2.2.5)

23) 社内資料:食事の影響 (2009年10月16日承認、CTD 2.7.6.2.1)

24) 社内資料:選白結合 (2 7o:ラット、イヌ及びヒト血具) (2007年7月31晶
承認、CTD 2.6.4.4.3)

25) 社内資料蛋白結合 (太 妨Zoヒト血標蛋白) (2007年7月31日承認、CTD
2.7.2.2.1.1)

26) 社内資料:放射性標識体投与時の薬物動態 (代次) (2007年7月31日承認、
CTD 2.7.2.3.1.3)

27) 社内資料:放射性標識体投与時の薬物動態 (排江) (2007年7月31日承認、
CTD 2.7.2.3.1.4)

28) Forgue ST, ez 〆.:Br 」 CHn Pharmacol. 2007: 63 (1) : 24-35

29) 社内資料リトナビルとの薬物相互作用 (2007年7月31日承認、CTD
2.7.2.2.2.3.3)

30) 社内資料:ジゴキシンとの楽物相互作用 (2009年10月16日承認、CTD
2.7.2.2.2.4)

31) 社内資料タムスロシンとの薬物相互作用 (2009年10月16日承認、CTD
2.7.2.1.1.2.5.3)

32) 社内資料経口避妊薬との薬物相互作用 (2009年10月16日承航、CTD
2.7.2.2.2.2、CTD 2.7.2.2.2.4)

33) 社内資料:制酸剤及びHz受容体括抗剤との薬物相互作用 (2007年7月31日承
認、CTD 2.7.2.2.2.3.8)

34) 社内資料ミダゾラムとの薬物相互作用 (2007年7月31日承認、CTD
2.7.2.2.2.3.5)

35) 社内資料テオフィリンとの薬物相互作用 (2007年7月31日承認、CTD
2.7.2.2.2.3.7の

36) 社内資料アムロジピンとの楽物相互作用 (2007年7月31日承認、CTD
2.7.2.2.2.3.10)

37) 社内資料:肺動脈性肺高血圧症患者における第息相試験 (2009年10月16日承
認、CTD 2.7.3.2)

38) Sawamura F, ez .:Bur. Heart ]. 2008: 29 (Suppl 1) : 561

39) Saenz de Tejada 1, er 巡.:Int ] Impot Res. 2002: 14 (Suppl 4) : S20

24. 文献請求先及び問い合わせ先
日本新薬株式会社 製品情報担当
〒601-8550 京都市南区吉祥院西ノ庄門口町14
フリーダイヤル0120-321-372
TEL 075-321-9064
FAX 075-321-9061

25. 保険給付上の注意
25.1 本製剤の効能又は効果は、「肺動脈性及高血圧症] であること。

25.2 本製剤が「勃起不全] の治療目的で処方きれた場合には、保険給付の対象
としないこととする。

26. 製造販売業者等
26.1 製造販売元
日本新薬株式会社
京都市南区吉祥院西ノ庄門口町14

アドシルカ『及びAdcircaやは、米国イーライリリー・アンド・カンパニーの登録
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