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【参考資料6】アルドシカ錠20mg並びにザルティア錠2.5mg及び同錠5mgの添付文書 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》
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AUCo-zz Cmax Tnax Tu

数 | erpL) | (egD) (h) ⑪)

10日目 | 12 | 2710 (27) | 173 (24) |3.00 (2.00一400) | 239 (25)

幾何平均値 (変動係数%)

注3) 中央値 (範囲)

前立腺肥大症に伴う排尿障害日本人愚者を対象とした第 I 相二重

盲検比較臨床試験において、タダラフィル2.5mg又は5mgのいずれ

かを1日1回反復経口投与した。5mgを投与したときの血難中タダラ

フィル濃度は2.5mgの約2倍となったゆ。

16.2 吸収
16.2.1 食事の影

健康成人18例にタダラフィル20mgきり を食後 (高脂肪食) 又は空腹

時に単回経口投与したとき、AUCo-s及びCr。共に食事摂取による

影響は認められなかった% (外国人データ)。

16.3 分布

16.3.1 血尊蛋白結合率
タダラフィルの血具蛋白結合率は94% (必 zo、平衡透析法) で
あり外、主にアルプミン及びoi本性糖重白と結合するめ。

16.4 代謝

健康成人6例にVC-タダラフィル100mgきり を単回経口投与したとき、

血猿中には主にタダラフィル未変化体及びメチルカテコールグルク

ロン酸抱合体が認められた。血療中のメチルカテコール体はメチル

カテコールグルクロン酸抱合体の10%未満であった% (外国人データ)。

16.5 排浴

健康成人6例に“C-タダラフィル100mgきけり を単回経口投与したと

きの、 投与後312時間までの放射能回収率は糞便中60.5%、尿中

36 .1%であった。便中には主にメチルカテコール体、カテコール

体、尿中には主にメチルカテコロールグルクロン酸抱合体及びカテ

コールグルクロン酸抱合体が認められた% (外国人データ)。

16.6 特定の背景を有する思者
16.6.1 腎障害患者
(1) 軽度及び中等度腎障害患者

健康成人12例、軽度腎障害患者 (CLcr =51一80mL/min) 8例、中

等度腎障害馴者 (CLcr=31一50mL/min) 8例にタダラフィル5mg

及び10mg*り を上単回経口投与したとき、AUCo-s及びC。zは健康成

人のそれぞれ約100%及び20一30%増加した%) (外国人データ)。

[9.2.2、9.2.3参照]

(2) 血液透析を受けている末期腎不全患者

血液秀析を受けている末期腎不全愚者16例にタダラフィル5mg、10mg

及び20mgきD を単回経口授号したとき、AUCo-s及びCzaxは健康成人の

それぞれ約109%及び41%増加した2 (外国人データ)。[9.2.1参照]

16.6.2 肝障害患者

健康成人8例及び肝障害患者25例まり にタダラフィル10mgまり を単回

経口投与したとき、軽度肝障害愚者 (Child-Pugh class A) と中

等度肝障害患者 (Child-Pugh class B) のAUC。-sは健康成人とほ

ばぼ同様であった (外国人データ)。

注4) 軽微肝隊害 (脂肪肝が認められた愚者)、n=8:軽度肝障害
(Child-Pugh class A)、n=8:中等度肝障害 (Child-Pugh
class B)、n=@8重度肝障害 (Child-Pugh class C)、n=1。

16.6.3 高齢者

健康高齢者12例 (65一78歳) 及び健康若年者12例 (19ー45歳) に

タダラフィル10mgぼり を単回経口投与したとき、C』gは高齢者と若

年者とでほぼ同様であったが、高齢者のAUCo-sは若年者に比べ約

25%高値であった (外国人データ)。[9.8参照]

表3) 高齢者及び若年者にタダラフィル10mg革り) を単回投与したとき
の血難中タダラフブフィル濃度より人算出した楽物動馬パラメータ

AUCo-s Cmax Tnaz Ta
(ug・h/L) (g人ル) (h) (⑪)
高齢者 | 12 | 4881 (31.7) | 196 (26.9) | 200 (1.00一4.00) | 21.6 (39.0)
若年者 | 12 | 3896 (426) | 183 (255) | 250 (1.00一6.00) | 16.9 (291)
幾何平均値 (変動係数%)

注5) 中央値 (範囲)

前立腺肥大症に伴う排尿障害の高齢者12例 (70一76歳) 及び非高齢
者12例 (42一59歳) にタダラフィル20mgきり を1日1回10日間反復経
口投与した と き、 高齢者のAUCozとCaは非高齢者に比べわずか
に (約13%) 低かっため。

01

表4) 高齢者及び非高齢者にタダラフィル20mg\り を10日間反復投与
したときの血攻中タダラフィル濃度より算出した楽物動態パラメータ

n AUCo-2 | Cm PT Ta
(Ag*h/L) | (gg人L) | ⑪) 凍 | ⑪)
還 3900 | 273 400 _
間両 | 蘭痢」必| (sy | 2 |@0o-soo)
Q①ay1) | | 4500 328 400
人高区|10 (26) | (23) |(300-800)|
同 7360 | 472 352 257
反復 | 重者」必| 4⑩) | (ss) |@00-40) | ⑫)
(①ay10) | sp| 8280 536 350 236
区痢|10" | (an) | (5) | (200-400) | (⑳)

北何平均値 (変動係数%)
注6) 中央値 (範囲)
注7) 非高齢者の要約統計量は軽度腎障害を有する被験者及び投与
前サンプルに血猿中タダラフィル測度が検出された被験者を
除く10例 (42~58歳) から算出

16.7 薬物相互作用

16.7.1 経ロケトコナゾール
健康成人12例にケトコナゾール400mg (1日1回経口投与、 国内未発売)
とタダラフィル20mg*り を併用投与したとき、タダラフィルのAUC。-
es及びCagxは、それぞれ312%及び22%増加した? (外国人データ)。
健康成人11例にケトコナゾール200mg (1日1回経口投与) とタダラ
フィル10mg*り を併用投与したとき、タダラフィルのAUCo。-s及び
Cagxはそれぞれ107%及び15%増加 した (外国人データ)。 [10.2参照]

16.7.2 リトナビル
健康成人16例にリトナビル500mg又は600mg (1日2回) とタダラ
フィル20mgきり を併用投与したとき、タダラフィルのCuは30%低
下したが、AUCo-sは32%増加 した7 (外国人データ)。
健康成人8例にリトナビル200mg (1日2回) とタダラフィル20mgきり
を併用投与したとき、タダラフィルのCsgは同程度であったが、
AUCo-sは124%増加した? (外国人データ) 。[10.2参照]

16.7.3 o遮断剤

(1) ドキサゾシン
健康成人18例にドキサゾシン8mgを反復経口投与時の定常状態で、
タダラフィル20mg*り を単回経口投与したとき、立位の収縮期及び
拡張期血圧の最大下隆量はそれぞれ9.81mmHg及び5.33mmHg、
恥位の収縮期及び拡張期血圧の最大下降量はそれぞれ3.64mmHg
及び2.78mmHgであった (外国人データ)。
健康成人45例にドキサゾシン (4mgまで洒増) とタダラフィル5mg
を1日1回反復経口投与したとき、ドキサゾシンの血圧降下作用に増
強がみられた。この試験において、拓神等の症状を伴う血圧変化に
関する有害事象がみられた (外国人データ)。[10.2参照]

(2) タムスロシン
健康成人18例にタムスロシン0.4mgを反復経口投与時の定常状態
で、タダラフィル10mg又は20mg\り を単回投与したとき、立位
の収縮期及び拡張期血圧の最大下降量はそれぞれ2.3mmHg及び
2.2mmHg、代位の収縮期及び拡張期血圧の最大下降量はそれぞれ
3.2mmHg及び3.0mmHgであり、明らかな血圧への影響は認めら
れなかった (外国人データ)。
健康成人39例にタムスロシン0.4mgとタダラフィル5mgを1日1回反
復経口投与したとき、明らかな血圧への影響は認められなかった%@
(外国人データ)。

16.7.4 その他の薬剤
他剤 (ニザチジン、制酸配合剤) 又はアルコールが本剤 (10又は
20mg) 吾) に及ぼす影響について検討した結果、ニザチジン、制酸
配合剤又はアルコールによる本剤の薬物動態に対する明らかな影
響は認められなかった。また、本剤 (10又は20mg) 思) が他剤 (ミ
ダゾラム、テオフィリン、ワルファリン及びアムロジピン) 又はア
ルコールに及ぼす影響について検討した結果、本剤によるミダゾラ
ム、テオフィリン、ワルファリン、アムロジピン又はアルコールの
楽物動態に対する明らかな影響は認められなかった 9ゆ 9 99 (外
国人データ)。