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参考資料2_第1~12回検討会の主なご意見 (67 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57935.html |
出典情報 | 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第14回 5/19)《厚生労働省》 |
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レイヤーを導入してもらうということに将来的になっていくようにした方がよいと思っ
ている。急変していない患者は家で見て、急変したら入院するということは、建前はそ
うかもしれないが、家でみとってほしいという患者も増えてきており、これからも増え
ていくと思う。それを支えるためには、安心が必要だと思う。家族も患者自身も安心、
だからお医師、看護師、薬剤師も仕事がどういうふうにうまくできるかではなく、患者、
家族が安心していられる状態のためにどうすればいいか、一つは訪問薬局のような、新
しい機能としてそういうところを強化する。それでもうまくいかないところはやはり特
例で対応することでやむを得ないと思うし、むしろ特例というのは認めるべきものであ
って、それは法律に従って業務をしているものだけではなくて患者さんの立場に立って
必要なことを考えれば、それは当然そうすべきだと考える。
36.大都会で薬局が見つからないことがあるということについて、いわゆる高齢者の施設で
単一の薬局にしかお願いできない独自ルールがあったりする。訪問診療についてもオリ
ジナルルールで、特定の医師だけに診てもらっているということがある。そうすると、
大都会にあっても過疎地と一緒で、単一の医療機関、単一の薬局しかないことになるの
で、そういうこともあって問題が起きてきているのではないかとも推定される。本来で
あれば患者や家族が自分のお願いしたい医師や薬局を選ぶということになっているが、
現状としてそういうことは多々ある。
37.どの地域についても、連携というのが非常に大事というのは共通して出てきていること
であり、特に参考資料3のアンケート結果を見ると、訪問看護事業所と薬局との連携、
薬局とほかの薬局との連携、薬局と医療機関の連携、これがそれぞれのパーツで重要に
見える状況があるものの、どうも連携ができていないということがあるように思ってい
る。しっかり実効性を持って、場合によってはルールをつくったりすることもあるかも
しれないが、どういう形で連携できるようにしていくのかを考えていくことは重要であ
る。
38.参考資料3を見て気づいたこととして、出荷制限の場合には困難であると想定されると
いうのが薬局であり、医療機関と取決めを実施しておくことが考えられる。ここまでは
分かりやすいが、出荷制限の場合は困難である場合もあると思われるので、単純に取決
めというだけではなくて、実効的な意味で出荷制限にどのように合理的に対応できるの
かということは少し考えておかないといけないと思った。こうすればいいというのを何
か考えたというわけではないが、今後の検討のためにということで指摘させていただく。
39.在宅に対するリソースの必要量について、これから全国的には在宅がどんどん増えてい
くと思っている。ただ、自分の肌感では、地域によってはもう既にピークアウトしてい
るところがあるとも感じている。地域差があるからこそ、体制については地域において
細かく検討されていくべきだろうと思う。その中で、在宅を担う薬局の数や、そういっ
たものをどのような形で配置していったらいいのか。質も量もということになるが、そ
れが地域医薬品提供体制、提供計画を作るということであると思う。在宅対応が増えて
いくといっても、外来に比べると圧倒的に数が少ない。無尽蔵に在宅に対応できる薬局
を増やせばいいということはないと考えると、地域ごとの計画というものがすごく重要
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ている。急変していない患者は家で見て、急変したら入院するということは、建前はそ
うかもしれないが、家でみとってほしいという患者も増えてきており、これからも増え
ていくと思う。それを支えるためには、安心が必要だと思う。家族も患者自身も安心、
だからお医師、看護師、薬剤師も仕事がどういうふうにうまくできるかではなく、患者、
家族が安心していられる状態のためにどうすればいいか、一つは訪問薬局のような、新
しい機能としてそういうところを強化する。それでもうまくいかないところはやはり特
例で対応することでやむを得ないと思うし、むしろ特例というのは認めるべきものであ
って、それは法律に従って業務をしているものだけではなくて患者さんの立場に立って
必要なことを考えれば、それは当然そうすべきだと考える。
36.大都会で薬局が見つからないことがあるということについて、いわゆる高齢者の施設で
単一の薬局にしかお願いできない独自ルールがあったりする。訪問診療についてもオリ
ジナルルールで、特定の医師だけに診てもらっているということがある。そうすると、
大都会にあっても過疎地と一緒で、単一の医療機関、単一の薬局しかないことになるの
で、そういうこともあって問題が起きてきているのではないかとも推定される。本来で
あれば患者や家族が自分のお願いしたい医師や薬局を選ぶということになっているが、
現状としてそういうことは多々ある。
37.どの地域についても、連携というのが非常に大事というのは共通して出てきていること
であり、特に参考資料3のアンケート結果を見ると、訪問看護事業所と薬局との連携、
薬局とほかの薬局との連携、薬局と医療機関の連携、これがそれぞれのパーツで重要に
見える状況があるものの、どうも連携ができていないということがあるように思ってい
る。しっかり実効性を持って、場合によってはルールをつくったりすることもあるかも
しれないが、どういう形で連携できるようにしていくのかを考えていくことは重要であ
る。
38.参考資料3を見て気づいたこととして、出荷制限の場合には困難であると想定されると
いうのが薬局であり、医療機関と取決めを実施しておくことが考えられる。ここまでは
分かりやすいが、出荷制限の場合は困難である場合もあると思われるので、単純に取決
めというだけではなくて、実効的な意味で出荷制限にどのように合理的に対応できるの
かということは少し考えておかないといけないと思った。こうすればいいというのを何
か考えたというわけではないが、今後の検討のためにということで指摘させていただく。
39.在宅に対するリソースの必要量について、これから全国的には在宅がどんどん増えてい
くと思っている。ただ、自分の肌感では、地域によってはもう既にピークアウトしてい
るところがあるとも感じている。地域差があるからこそ、体制については地域において
細かく検討されていくべきだろうと思う。その中で、在宅を担う薬局の数や、そういっ
たものをどのような形で配置していったらいいのか。質も量もということになるが、そ
れが地域医薬品提供体制、提供計画を作るということであると思う。在宅対応が増えて
いくといっても、外来に比べると圧倒的に数が少ない。無尽蔵に在宅に対応できる薬局
を増やせばいいということはないと考えると、地域ごとの計画というものがすごく重要
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