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参考資料2_第1~12回検討会の主なご意見 (65 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57935.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第14回 5/19)《厚生労働省》
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がいるのであれば、救急車で搬送ということになる。在宅療養続行可能というのは休日
夜間診療所にかかるくらいの患者の困ったことという範囲であると思う。このため、繰
り返しになるが、医師もその地域において薬剤師とよく連携を取って、例えば夜間はこ
れくらいの薬の中から選ぶようにするといったことを今後検討していただいてもよいの
ではないかと思う。
31.参考資料3を見ると3つ足りないものがあり、1つは薬そのものの欠品、あとは、専門
家としての人がいないということ、あとは連携可能な範囲にあるとしてもそれを知らな
い、情報が伝達していないということ、この3つの課題がそれぞれあり、この複合的に
足りないものがあるということを解く必要がある。物の配置についても物だけではなく、
実際には医療の体制、専門家がしっかり関与して動かしていくということは絶対動かさ
ない大前提だと思う。そうであるとすると、物を効率的にというのも大事だとは思うが、
最終的に対応するのは専門家であり、その判断が最重要であり、単純に物の観点だけで
議論できない。データを見ていくと、どちらかというと僻地、離島等のいわゆる過疎地
域のほうが多く課題が出てくると想像していたが、思った以上に都心部でもこういった
ものが足りないという話が出てきているように思われるため、課題としては基本的には
より過疎地域で問題としては大きくなっていくと思うものの、そういった地域に限らず
対処していかないといけない課題ではないかと思われる。
32.例えば、参考資料3の 44 ページの医薬品の点について見ると、(2)の中では医薬品の
在庫がないというのが一番多かったのは大都市型であり、これは 20 分の 15 であり 75%、
サンプル調査ではあるが、ここが足りなかったという話になっている。N数がそれほど
大きくないのでパーセンテージで比べても意味がないかもしれないが、意外と過疎地域
や地方都市と比べても割合が多くなっている。さらに 25 ページを見ると、訪問看護ステ
ーションと薬局との連携について、対応可能な薬局を知らないというのは大都市型、地
方、過疎に限らず、どちらもあるように見える。N数が違うので割合は違うと思うが、
共通して生じているようである。ただ、連携可能な場所にないという課題については大
都市型では起こりにくく、どちらかというと、地方都市や過疎地域であり、さらに地方
都市、過疎地域に至っては薬局なしで対応することに決まっているということで最初か
ら諦めているということなのかどうなのかまではアンケートの項目だけでは分からない
が、こういった状況があるように見受けられる。特に物に関する課題や情報に関する課
題は、大都市、地方、過疎の地域に比較的共通するように見受けられ、人やほかの施設
が近くにあるかというのは、小さい都市圏において、より顕著に出てくる課題であると
思った。後段で特例について議論されると思うが、もともとの案で示していただいたと
おり、過疎地域等の地域のほうが3つの課題とも当てはまるような場合が多いと思うが、
大都市、地方都市型においても課題はあるということも認識して議論していくことも重
要ではないか。
33.いわゆる外来対応に加えて在宅も実施している薬局、それと同じような構図が医師にも
あり、いわゆる日中は外来診療をして、それにプラスして在宅対応をしている。一方、
大都市型でいろいろな問題が起こっているが、これは在宅のみをしている医師、医療機
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