よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(本文)「国立健康危機管理研究機構の創設に向けて ~感染症に不安を抱くことのない社会の実現~」 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/tvision231211.html
出典情報 国立健康危機管理研究機構準備委員会(第4回 4/9)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

に人々がソーシャルメディアなどで発信している内容をモニタリングすることができ、状況に応
じたアラートを発信することができると思う。
・ 日本は世界でも犯罪に関しては最も安全な国なのに、それでも必ずしも安心だとは思っていな
いということ。つまり Health Security というのは人にとっての Security であって、本当に大
切なのは Safety であると感じることである。それは信頼、信用、自信から来るものであることを
知った。Security と Safety の2つの言葉の日本語での使い分けを知ることができ、大変よか
った。
・ 組織の中に社会科学者がいることは意味があることであると考えるが、必ずしも社会科学者を
集めた部門をつくる必要はなく、必要に応じて会議などに参加してもらうことが重要。社会科学
者と言っても、政治と人類学とかいろいろな種類の人がいる。私のチームも心理学者とか政治
とかモデラーとか、いろいろな人が実際に集まっている。ほかの人と集まると、いろいろと見解が
違うので、聞く質問も違うし、お互いに学び合うこともできる。また、それぞれの専門領域におけ
るネットワークがあるので、こういう問題についてはどこの誰を知っているとか、参照できること
が大変重要だと思う。

17