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資料 令和5年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (116 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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(4)今年度のまとめ
救急業務の全国的なレベルアップには、事業の実施を通知で促すことにとどま
らず、実際に各地域を訪問し、救急に関する取組の現状把握、課題の共有及び必要
な助言を行うことが必要であると考え、都道府県及び消防本部を個別訪問し、ヒア
リングを実施している。
今年度は、14 府県 41 消防本部に個別訪問調査を実施し(予定含む)
、各地域に
おける、救急需要増加対策や労務負担軽減に向けた取組など、様々な課題に対する
取組状況等について把握するとともに、各地域の課題への対応策について消防庁
が助言等を行いサポートすることにより、全国的な救急業務のより一層のレベル
アップを図ることができた。

(5)4年間のまとめ
救急業務に関するフォローアップは、令和2年度から4年かけて二巡目の個別
訪問を行ってきたが、コロナ禍や高齢化の進展等による救急需要の増加により
様々な課題が顕在化する中で、消防庁が都道府県及び消防本部との間で救急業務
の現状を共有することは、地域における課題や問題を解決していく一つの契機に
なったと考えている。
引き続き、各地域の問題意識を踏まえた上で、課題や問題を共有していく必要が
あると考えており、令和6年度以降も、継続して4年間で全ての都道府県を訪問す
ることとしたい。

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