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03資料1予防接種事務デジタル化及び接種記録の保存期間について[6.2MB] (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36952.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第59回 3/13)《厚生労働省》
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これまでいただいた委員のご意見等【予防接種データベース関係】
委員のご意見第36回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(令和4年9月2日)
・どういうふうなデータベースの在り方が本当にいいのかを多様な意見を聞きながら考えていくプロセスはしっかり進めていた
だきたいということを申し上げておきたいということです。
・一つ質問は、例えば予防接種を受けた方が副反応等で医療機関を受診したときに、その人は予防接種を受けてこういう症状が
出たというデータの集約はこのシステムで可能なのですか。そうすると、予防接種という報告と、もう一つは医療機関受診とい
うことから、予防接種の副反応という情報も取れるので、そういうシステムとしてつくられるのかという点を1点お聞きしたい
と思います。
・こういったデータベースが確立、構築され、運営されることは非常に重要だと思いますが、もちろんこういった箱物といいま
すか、システムをつくるだけではなくて、これの運用とか分析といったところを、今、鈴木先生がうんうんと言っておりますけ
れども、他国の状況を見ますと、つくるだけではなくて、運用、分析に非常に多くのマンパワーが必要なのですね。ですから、
そういったところもしっかりと準備といいますか、計画をして、人員配置も適切にしっかりやっていかないと、ちゃんと運用は
できないのだろうなと思っておりますので、そこも手当てをよろしくお願いしたいと思います。
予防接種基本計画記載事項

・具体的な取組として、接種率を把握するため、定期の予防接種の対象者のうち実際に定期の予防接種を受けた者の割合に関す
るデータベースを整理するとともに、副反応として報告される症状の自然発生率を把握するため、国が保有するレセプトデータ
並びにその他各種調査及び統計の活用を図るよう努める。/また、感染症流行予測調査及び予防接種後の健康状況調査の実施を
通じ、ワクチン導入後の当該ワクチンの有効性及び安全性の評価並びに起因病原体の動向の把握に努めるとともに、これらの調
査で得られた情報について、様々な手法で総合的に評価する仕組みについて検討する必要がある。【基本計画第六の三】
現状の方向性

○ 予防接種データベースについては、令和7年度からの開発に向けて要件定義中。
○ 今般の予防接種のデジタル化を機に、これまでの手書きでの報告を前提とした副反応疑い報告の様式を、報告
者の利便性にも配慮し、電子報告に適した様式に改訂し、併せて電子報告を促すことで情報収集の効率化を図る
ことについて、予防接種データベースの検討状況とともに、令和5年9月1日開催の第95回副反応検討部会にお
いて報告、御議論いただいたところ。
○ また、NDBとの連結解析を前提に、予防接種データベースに格納する必要な情報や、その収集方法について検討
しているところ。

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