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【資料4】令和5年度欧米の薬事制度に関する調査・整理業務 調査結果 (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37109.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第14回 12/27)《厚生労働省》
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【MSLの育成の仕組み】日本国内では、日本製薬工業協会が各製薬企業に以下のような
研修内容を実施することを推奨している
製薬協が推奨するMSL育成研修
導入研修
➢ MA業務に関する基本知識
➢ コンプライアンスを遵守するための医薬品、医療機器等の品質、有効
性及び安全性の確保等に関する法律
➢ 医学的・科学的な交流を行うための担当疾患領域や関連製品知識
➢ 臨床研究の方法論、研究倫理、統計解析に関する知識
➢ 社外医科学専門家との円滑な交流を行うためのソフトスキル

継続研修
➢ MSL活動を取り巻く法規制やルールの知識更新
➢ 担当する疾患領域の専門性の向上
➢ ソフトスキルの向上

※ 導入研修期間は、平均3.9カ月(最長24カ月)との調査結果もある。

(補足)製薬協による方向性・調査
位置づけ

• MSLとしての活動を開始するに先立ち、社内で定められたプログラムによる研修を修了する必要がある。
医学的・科学的な交流を行うための高度な専門知識を身につけ、科学的中立思考、高い倫理観・道徳観を培うための導入研
修と、更に研鑽を重ねていくための継続研修が必要であるとされている。

実態

• 製薬協による2019年度調査では、回答会社の過半数で導入研修・継続研修プログラムを有している一方で、約4割が研修プロ
グラムを持たないという現状が明らかとなった。

形態

• 研修の形態としては、社内外教育プログラムの履修、セミナー受講、学会聴講等が存在する。

出所:日本製薬工業協会 医薬品評価委員会MA部会「メディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)の目指すべき方向性」「メディカル・サイエンス・リエゾンの活動に関する基本的
考え方」
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