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【資料3】通所リハビリテーション (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35769.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第229回 10/26)《厚生労働省》
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これまでの分科会における主なご意見(通所リハビリテーション)①
※ 第217回以降の介護給付費分科会で頂いた
ご意見について事務局において整理したもの

<通所リハビリテーション>
(総論)
○ 令和3年度の介護報酬における新型コロナウイルス感染症対応のための特例的な評価の実施状況や効果を検証しつつ、こ
れからのウィズコロナ時代における持続可能な通所系サービスの在り方を検討する必要があるのではないか。その際、人材
の有効活用の観点から、ICTの活用なども参考にすべきではないか。
(基本報酬)
○ 大規模型事業所ほど多くのリハビリテーション専門職、介護職を配置しており、要介護度の重い利用者に対してサービス
を提供しているため、大規模型事業所の方が経営効率がいいとは言えない上に、他サービスにおいては大規模化・集約化が
推進されているにも関わらず、大規模型事業所へ減算を行うのは不適切ではないか。
○ 令和3年度の通所リハビリテーションの収支差率は0.5%と厳しい状況にあり、半数の事業所が赤字となっている中、リハ
ビリテーションサービスの基盤を強くするために、基本報酬の見直しや、大規模事業所減算の見直しが必要ではないか。
(医療との連携)
○ 退院・退所時のカンファレンスへの介護のリハビリテーション職の参加や、医療のリハビリテーション実施計画書の共有
を促すべきではないか。
○ 医療保険から介護保険への移行の際の適切なリハビリテーションの提供のために、情報連携がスムーズに進む体制の整備
が必要ではないか。
(リハビリテーションの質の評価)
○ アウトカム評価として、生活機能の改善・変化の実績を含めるなど、具体的な指標・評価方法を検討するとともに、加算
の整理統合も検討すべきではないか。
○ 総合評価の創設の前に、既存の加算も含め、アウトカム評価をより重視するための検討が必要ではないか。
○ 事業所の規模別の評価ではなく、適切なケアが提供されているかなど、プロセスの評価を中心に、質を別途評価するとい
う仕組みが必要ではないか。
○ 医療機関と介護老人保健施設では、提供時間や利用者の要介護度など、役割に大きな差があるので、それらの特徴の違い
を踏まえて評価指標を設定すべきではないか。
○ 現在は多くの利用者がマルチモビディティ患者であり、疾患改善や機能改善の評価が難しいと考えられるので、利用者本
人が楽しめているか、幸せなのか、大事にされているのか、やりがいを感じているか等に評価の目を向けることが重要では
ないか。

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