-
2014年08月08日(金)
[意見募集] 医療介護の一体的確保に向け、基本方針を厚労相が策定
-
- 地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針(総合確保方針)に関するご意見の募集について(8/8)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療介護連携政策課 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制
-
2014年08月08日(金)
[国保] 国保改革で中間整理、都道府県が財政運営行い、市町村は分賦金納付
- 厚生労働省は8月8日に、「国民健康保険制度の基盤強化に関する国と地方の協議(国保基盤強化協議会)」を開催した。 この日は、国保制度見直しについて中間整理案が厚労省当局から示され、これを了承した(p3~p16参照)。 社会保障・税一体改革の中で、国保の財政基盤強化を行うことが強く求められ、「保険者を都道府県とする」方向が示された(平成27年の通常国会に法案提出予定)(p23~p26参照)。 しかし、赤字を抱・・・
-
2014年08月08日(金)
[医療保険] 秋からの本格論議に向け、医療保険部会が意見を整理
- 厚生労働省は8月8日に、「社会保障審議会医療保険部会での主な意見」を公表した。 医療保険部会では、7月24日の会合までに医療保険改革に向けた1巡目の議論を終えており、これまでに出された代表的な意見を整理したものだ。 秋から2巡目の議論を始め、年末の予算編成に向けて意見とりまとめを行う構えだ。政府は、来年(平成27年)の通常国会に医療保険改革法案(健保法改正案など)を提出する予定である。 「主な意見」は、・・・
-
2014年07月29日(火)
[医療保険] 協会けんぽの25年度収支、黒字決算ながら拠出金負担は増加続く
- 全国健康保険協会は7月29日に、運営委員会を開催した。 今回は、(1)平成25年度決算と事業報告(2)5年収支見通し―などを議題とした。 (1)の平成25年度決算のうち「協会けんぽ(医療分)」について見てみよう(p49~p50参照)。 平成25年度の収入は8兆7291億円で、前年度に比べて2164億円・2.5%増加している。一方、支出は8兆5425億円で、前年度に比べて3402億円・4.1%増加した。 この結果、平成25年度の収支差がプラ・・・
-
2014年07月25日(金)
[後期高齢者] 平成26年4月現在の後期高齢者医療制度加入者は1545万人
- 厚生労働省は7月25日に、平成26年4月現在の後期高齢者医療毎月事業月報を公表した。これは、後期高齢者医療制度の運営状況について、加入者数を5歳刻みで集計し、毎月報告しているもの。 事業月報によると、26年4月の後期高齢者医療制度の加入者数は、全国で1545万463人(対前年同月比1.7%増)。65歳以上75歳未満の障害認定者数は36万7782人となっている。100歳以上の被保険者数は5万6438人であった(p1~p2参照)。 また、・・・
-
2014年07月24日(木)
[医療保険] 医療保険改革に向け現時点の意見整理、秋以降に具体的議論再開
- 厚生労働省は7月24日に、社会保障審議会「医療保険部会」を開催した。 この日は、医療保険制度改革に向けた議論の1巡目を終え、現時点での主な意見の整理を行っている(p4~p21参照)(p22~p198参照)。 社会保障・税一体改革の一環として、医療保険制度改革も重要テーマの1つになっている。社会保障制度改革国民会議や、社会保障改革プログラム法では、医療保険制度について「高齢者医療制度の見直し」「国保の都道府県・・・
-
2014年07月23日(水)
[介護] 特養多床室の室料負担やプライバシー保護等、27年度改定での論点に
- 厚生労働省は7月23日に、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催した。 この日は平成27年度の介護報酬改定に向けて、主に介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)について議論を行った。◆特養ホーム入所者への医療提供、介護報酬でどこまで評価すべきか 介護保険サービスは、大きく「居宅サービス(訪問介護や通所介護など)」「地域密着型サービス(小規模多機能型居宅介護や定期巡回・随時対応サービスなど)」「施設サ・・・
-
2014年07月15日(火)
[医療保険] 台風8号の被災者、被保険者証がなくても保険診療を受診可能
- 厚生労働省は7月15日に、「平成26年台風第8号の接近に伴う大雨による被災者に係る被保険者証等の提示等」に関する事務連絡を行った。 今月(平成26年7月)の台風8号による被災により、被保険者証等を紛失したり、家に残したまま避難しているケースも考えられる。このため、事務連絡では被災者が医療機関を受診する際は、氏名、生年月日、連絡先(電話番号等)、被用者保険の場合は事業所名、国保・後期高齢者医療制度では住所、・・・
-
2014年07月10日(木)
[医療保険] 協会けんぽ25年度決算、黒字続くも「財政構造の好転」に至らず
- 全国健康保険協会は7月10日に、「協会けんぽ(医療分)の平成25年度決算(見込み)」を公表した。 協会けんぽは、主に中小企業の会社員やその家族が加入する公的医療保険で、財政状況が厳しいことが知られている。このため、現在(1)国庫負担割合を16.4%に引上げる(従前は13.0%)(2)後期高齢者支援金計算において3分の1総報酬割を導入する(従前はすべて加入者割であり、相対的に負担が重かった)―との特例措置が行われて・・・
-
2014年06月30日(月)
[後期高齢者] 平成26年3月現在の後期高齢者医療制度加入者は1543万人
- 厚生労働省は6月30日に、平成26年3月現在の後期高齢者医療毎月事業月報を公表した。これは、後期高齢者医療制度の運営状況について、加入者数を5歳刻みで集計し、毎月報告しているもの。 事業月報によると、26年3月の後期高齢者医療制度の加入者数は、全国で1543万5559人(対前年同月比1.8%増)。65歳以上75歳未満の障害認定者数は36万6927人となっている。100歳以上の被保険者数は5万6627人であった(p1~p2参照)。 また・・・
-
2014年06月17日(火)
[医療保険] 後期高齢者支援金計算の「総報酬割」、公平な負担目指すもの
- 政府は6月17日に、「健康保険組合の財政健全化の観点からの医療費支出の削減に関する質問」に対する答弁書を公表した。 健保組合は、一般に大企業の会社員等が加入する公的医療保険で、平成26年4月1日現在1410組合がある。 中小企業等の会社員が加入する協会けんぽに比べて財政状況がよいと指摘されるが、健保組合全体の平成26年度予算は3689億円の経常赤字となっている。また、個別に見ると約8割の組合が赤字という状況だ・・・
-
2014年06月13日(金)
[医療改革] 骨太方針2014素案、「毎年の薬価改定」はややトーンダウン
- 内閣府は6月13日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、「経済財政運営と改革の基本方針2014(仮称)」(いわゆる骨太方針の2014年版)について素案(p2~p36参照)が事務局から示された。 素案では、我が国の経済財政運営の課題として次の4点を示したうえで、具体的な取組み内容を提案している(p6~p7参照)。(1)消費税率引上げに伴う駆込み需要の反動減への対応(2)足元の動き始めた経済の好循環の更なる拡大・・・
-
2014年06月11日(水)
[介護保険] 訪問介護等と有老ホーム等が一体型の減算、拡大には慎重意見
- 厚生労働省は6月11日に、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催した。 この日は、平成27年度介護報酬改定に向けて(1)認知症への対応(2)高齢者向け住まい―の2点を議題とした。◆認知症高齢者グループホーム、重度者への医療連携推進方策など論点に (1)の認知症対応は、高齢化が進行しつづける我が国ではきわめて重要な課題だ。 厚労省当局は、平成24年9月に「平成32年末に認知症高齢者数(「認知症高齢者の日常生活・・・
-
2014年06月04日(水)
[高齢者医療] 高齢者医療の最適運営主体の明確化要望 高齢者医療広域連合
-
- 高齢者医療制度等に関する要望・提言(6/4)《全国後期高齢者医療広域連合協議会》
- 発信元:全国後期高齢者医療広域連合協議会 カテゴリ: 医療保険 高齢者
-
2014年05月30日(金)
[医療保険] 26年は「医療保険改革の正念場」、健保連が活動方針を提示
- 健康保険組合連合会は5月30日に、「2013年度の活動と今後の課題」を発表した。これは、2014年(平成26年)における健保連の活動方針をまとめたものだ(p1~p12参照)。 社会保障・税一体改革の一環として、医療保険改革の論議が社会保障審議会・医療保険部会で行われている。 そこでは、たとえば「国保の都道府県への移行」や「被用者保険における高齢者支援金計算への総報酬割導入」などがテーマとしてあがっており、2015年・・・
-
2014年05月28日(水)
[医療保険] 健保連等が「高齢者医療、とくに前期高齢者への公費拡充」要望
- 厚生労働省は5月28日に、社会保障審議会「医療保険部会」を開催した。 この日も前回に続き、(1)市町村国保(p20~p67参照)(2)被用者保険(p68~p94参照)(p95~p104参照)(3)高齢者医療制度(p105~p149参照)―といった制度面の議論を行った。 まず(2)の被用者保険については、全国健康保険協会(p151~p188参照)と健保連(p189~p203参照)からそれぞれ意見が発表されている。 全国健康保険協会は、・・・
-
2014年05月26日(月)
[後期高齢者] 平成26年2月現在の後期高齢者医療制度加入者は1539万人
- 厚生労働省は5月26日に、平成26年2月現在の後期高齢者医療毎月事業月報を公表した。これは、後期高齢者医療制度の運営状況について、加入者数を5歳刻みで集計し、毎月報告しているもの。 事業月報によると、26年2月の後期高齢者医療制度の加入者数は、全国で1539万8161人(対前年同月比1.9%増)。65歳以上75歳未満の障害認定者数は36万8288人となっている。100歳以上の被保険者数は5万5198人であった。 また、被扶養者であっ・・・
-
2014年05月23日(金)
[医療保険] 全面総報酬割導入など医療保険部会の議論を報告 協会けんぽ
- 全国健康保険協会は5月23日に、運営委員会を開催した。 この日は、(1)社会保障審議会「医療保険部会」の議論(2)協会けんぽの財政基盤強化行動計画―の2点を議題とした。 (1)の医療保険部会の議論については、4月21日と5月19日に開催された部会の議論内容が報告された。報告された部会の内容を眺めてみよう。 厚生労働省は被用者保険の課題について、(i)協会けんぽの財政基盤を強化するために国庫補助水準を検討する(i・・・
-
2014年05月19日(月)
[医療保険] 全面総報酬割で浮く国庫負担、国保への投入に反対 健保連等
- 厚生労働省は5月19日に、社会保障審議会「医療保険部会」を開催した。 部会では、社会保障・税一体改革のうち医療保険制度改革に関する議論をしており、来年(平成27年)の通常国会への健保法等改正案提出を目指している。 前回(4月21日)会合で今後の検討課題とスケジュールが固められ、この日から本格的な検討が始まった。 この日は、(1)市町村国保(2)被用者保険(3)高齢者医療制度―の3点を議題とした。◆市町村国保に・・・
-
2014年05月01日(木)
[意見募集] 長期入院者の食事等負担、保険者変更の場合でも入院期間は通算
-
- 健康保険の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額及び後期高齢者医療の食事療養標準負担額及び生活療養標準負担額の一部を改正する告示(案)に関する御意見募集(パブリックコメント)について(5/1)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 高齢者医療課 カテゴリ: 医療保険
-
2014年04月28日(月)
[医療改革] 医療費支出目標値を定め、適正化進める構想を麻生財相が再提唱
- 財務省は4月28日に、財政制度等審議会の「財政制度分科会」を開催した。 この日は、麻生財務大臣から「レセプトデータの活用による医療の効率化」構想について発表が行われた。 麻生財相は、4月22日の経済財政諮問会議・産業競争力会議合同会議においてこの構想を発表している(p2~p13参照)。 この構想の骨格は、「都道府県レベル、保険者レベル、国レベルで医療費支出の目標値を定めて、これに向けてそれぞれが医療費の・・・
-
2014年04月25日(金)
[医療保険] 後期高齢者の保険者番号変更、政府「レセプト返戻せず支払を」
- 政府は4月25日に、「国民健康保険・後期高齢者医療制度による医療機関受診の際の資格確認に関する質問」に対する答弁書を公表した。 公的医療保険の資格喪失後に、被保険者が医療機関に保険証を提示して受診した場合、原則として医療機関には診療報酬を支払い、被保険者には給付費の請求を行う取扱いが行われてきた。また、後期高齢者医療制度において、被保険者が同一都道府県内で転居した場合には、保険者の変更はない。 し・・・
-
2014年04月22日(火)
[医療改革] 医療支出目標定め、レセデータ活用した医療費適正化推進 財相
- 政府は4月22日に、経済財政諮問会議・産業競争力会議の合同会議を開催した。 この日は、歳出分野の重点化・効率化等が議題となり「社会保障」に焦点が合わせられた。 社会保障費の中でも、医療・介護については給付費の伸びが大きなことから「伸び率を適正な水準に抑えることが必要」と指摘される。 この点について麻生財務大臣からは、「レセプトデータの活用による医療の効率化」構想が発表された(p57~p68参照)。 麻・・・
-
2014年04月21日(月)
[医療保険] 産科医療補償制度掛金27年から1万6千円に、出産一時金は?
- 厚生労働省は4月21日に、社会保障審議会「医療保険部会」を開催した。この日は、社会保障・税一体改革の実現に向けた医療保険サイドからのアプローチと、出産育児一時金を議題とした。◆産科医療補償制度の掛金を1万6000円に減額、出産育児一時金はどうなる? まず、後者の「出産育児一時金」について見てみよう。 出産育児一時金は、健康保険等の被保険者が出産した場合に、分娩に係る費用等を軽減するために医療保険者(健保・・・
-
2014年04月18日(金)
[健保組合] 保険料率が協会けんぽ以上の健保組合、全体の2割弱にのぼる
- 健康保険組合連合会は4月18日に、平成26年度健保組合予算早期集計結果の概要を発表した。 これは、報告のあった1367組合の数値をもとにして、全組合(1410組合)ベースの予算状況を推計したもの。 それによると、26年度は健保組合全体で3689億円の経常赤字が発生し、7年連続の赤字決算となる見込みだ(p1参照)(p8参照)。 赤字組合は全体の79.0%(1114組合)にのぼっている。赤字組合の割合は前年度より4.1ポイン・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。