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2014年12月19日(金)
[介護保険] 2015年度介護報酬改定の審議報告案を提示 介護給付費分科会
- 厚生労働省は12月19日、社会保障審議会の介護給付費分科会を開催し、分科会の議論のうち、合意が得られた事項について整理した2015年度報酬改定に関する審議報告案について議論した。取りまとめは次回になるとみられる。 報告案では、改定に向けた「基本的な考え方」について、(1)中重度の要介護者や認知症高齢者への対応のさらなる強化、(2)介護人材確保対策の推進、(3)サービス評価の適正化と効率的なサービス提供体制・・・
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2014年12月19日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(12月22日~12月27日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(12月22日~12月27日)(12/19)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2014年11月26日(水)
[介護保険] 指定居宅サービス等の運営基準案を概ね了承 介護給付費分科会
- 厚生労働省は11月26日、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催し、2015年度介護報酬改定に向け、「指定居宅サービス等の事業の人員、設備、運営に関する基準等の改正案」(p3~p7参照)などについて議論した。運営基準に関しては、概ね了承がえられたため、パブリックコメント(意見募集)を行い、再度議論したうえでとりまとめる方針だ。 人員・設備・運営基準の厚労省案では、「訪問介護」について、複数のサービス提・・・
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2014年11月25日(火)
[医療提供体制] 再生医療開発・提供促進のための基本方針を閣議決定 政府
- 政府は11月25日、「再生医療の迅速かつ安全な研究開発及び提供・普及の促進に関する基本的な方針」を閣議決定した。柱は、再生医療推進のための(1)基本的方向(2)基本的施策―の大きく2つ。国は、国民への迅速な提供や理解の促進を行いつつ(p1~p2参照)、研究開発、事業参入を促進し、安全性等の基準整備や、臨床研究・治験等の環境整備を行い、実用化に当たっては審査体制の充実・強化などを推進していくとしている・・・
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2014年10月15日(水)
[介護] 個別性重視し、身体機能・活動・参加のバランスとれた高齢者リハへ
- 厚生労働省は10月15日に、「高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たな在り方検討会」を開催した。 この日は、厚労省当局から「検討の基本方針」が示され、これに基づいた議論が行われた(p7~p15参照)。 そこでは、「介護保険の居宅サービスにおけるリハビリについて、平成27年度介護報酬改定に向けて必要となるサービスの実施方法と具体的な見直し案を実効性のある形でまとめる」ことが確認された(p7参照)。・・・
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2014年09月12日(金)
[医療改革] 医療介護提供体制の柱となる「総合確保方針」を告示
- 厚生労働省は9月12日に、介護保険最新情報Vol.393を公表した。 今回は、同日付の事務連絡「地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針について」(総合確保方針)を掲載し、同日に告示されたことを周知している(p1~p2参照)。 総合確保方針は、今年(平成26年)6月に成立した医療介護総合確保推進法が目指す基本方針であり、今後の医療・介護提供体制の「柱」となる。 ところで、9月8日の医療介護総・・・
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2014年09月08日(月)
[医療改革] 医療介護提供体制の柱となる「総合確保方針」固まる、近く告示
- 厚生労働省は9月8日に、「医療介護総合確保促進会議」を開催した。 この日は、総合確保方針を概ね了承したほか、今後の医療・介護制度についての自由討議を行った。◆「総合確保方針」近く告示へ、同時に基金の交付要綱も示される見込み 今年(平氏26年)6月に成立した医療介護総合確保推進法では、厚生労働大臣に「地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針(総合確保方針)」を定めることを命じている。・・・
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2014年08月29日(金)
[医療改革] 医療介護提供体制の柱となる「総合確保方針」、厚労省が素案
- 厚生労働省は8月29日に、「医療介護総合確保促進会議」を開催した。 この日は、厚労省当局から「総合確保方針」の素案が提示され、これに基づいた議論を行った。 6月に成立した医療介護総合確保推進法では、厚生労働大臣に「地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針(総合確保方針)」を定めることを命じている。 この日示された素案は、次の5部で構成されている。(1)地域における医療および介護の総・・・
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2014年08月28日(木)
[医学部] 東北地方の医学部新設構想で東北薬科大学が選定される
- 文部科学省は8月28日に、「東北地方における医学部設置に係る構想審査会」において、東北医科薬科大学(応募主体:学校法人東北薬科大学)の構想を選定した。 候補となった3つの構想(提案内容)から選ばれたもの。この審査会は、「東北地方における医学部設置認可に関する基本方針」(平成25年12月17日復興庁・文部科学省・厚生労働省決定)に基づき、震災からの復興などの要請をふまえ、特例として東北地方に1校、医学部の新・・・
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2014年08月08日(金)
[意見募集] 医療介護の一体的確保に向け、基本方針を厚労相が策定
- 厚生労働省は8月8日に、「地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針(総合確保方針)」に関する意見募集を開始した。意見は8月21日(木)まで募集している。 いわゆる団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて、社会保障・税一体改革が進められている。 改革の一環として先頃成立した医療介護総合確保推進法(地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律)・・・
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2014年07月28日(月)
[難病対策] 厚科審の委員会で指定難病の範囲拡大に向けた具体的論議始まる
- 厚生労働省は7月28日に、厚生科学審議会・疾病対策部会「指定難病検討委員会」の初会合を開催した。 社会保障・税一体改革の一環として、難病対策の根拠法となる「難病の患者に対する医療等に関する法律」が制定された(p6参照)。 この法律では、(1)厚生労働大臣が「難病患者に対する医療等の推進の基本的な方向」等の基本方針を定める(2)都道府県は、指定難病の患者が特定医療を受ける必要があるときは支給認定を行・・・
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2014年07月28日(月)
[DPC] I群病院からヒアリング、III群病院等の機能評価が十分か否かを検証
- 厚生労働省は7月28日に、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会を開催した。 この日も、前回に引続き(1)ICD-10見直しへの対応(2)CCPマトリックス(3)医療機関群のあり方―などを議題とした。◆ICD-10見直しへの対応、28年度改定では行わない方向 (1)のICD-10(国際疾病分類)は、異なる国や地域の疾病データについての比較、分析を容易にするためにWHO(世界保健機関)が作成した疾病分類である。 現在、DPC制度はICD-10・・・
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2014年07月25日(金)
[医療改革] 医療介護提供体制の柱となる「総合確保方針」策定論議始まる
- 厚生労働省は7月25日に、「医療介護総合確保促進会議」の初会合を開催した。 先ごろ成立した医療介護総合確保法(地域における医療及び介護の総合的な確保の推進に関する法律)では、厚生労働大臣に対して「地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針(総合確保方針)」を定めるよう命じている(p3参照)(p6参照)。 本会議では、この総合確保方針に関係者の意見を反映させるために設置されたも・・・
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2014年07月25日(金)
[27年度予算] 平成27年度の社会保障関係予算、8300億円の自然増を認める
- 内閣府は7月25日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、平成27年度予算の概算要求基準を固めている。概算要求基準は同日の閣議でも了解された(p17~p25参照)。 平成27年度予算の概算要求基準の基本方針では、年金・医療等の社会保障経費について「8300億円」の自然増を認めている。平成27年度は30兆1000億円程度の規模になる見込みだ(平成26年度は29兆3000億円)(p19参照)(p20参照)。 もっとも、自然・・・
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2014年07月22日(火)
[27年度予算] 27年度の社会保障経費、26年度当初予算額に自然増を加算
- 内閣府は7月22日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、麻生財務大臣から「平成27年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針案」が提示された(p41~p43参照)。 基本方針案では、まず「民需主導の経済成長と財政健全化目標の双方の達成を目指し、メリハリのついた予算とするために、施策の優先順位を洗直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点化する」ことを強調(p43参照)。そのうえで、要求・・・
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2014年07月22日(火)
[医療改革] 健康・医療戦略を閣議決定、研究開発・人材育成等を推進
- 政府は7月22日に、健康・医療戦略推進本部を開催した。 この日は、(1)健康・医療戦略(2)医療分野研究開発推進計画(3)平成27年度医療分野の研究開発関連予算等の資源配分方針(4)日本医療研究開発機構の業務運営の基本方針―の4点を議題とし、同日に「健康・医療戦略」を閣議決定している。 まず(1)の『健康・医療戦略』は、「研究開発の推進」「研究開発の環境整備」「新産業の創出および国際展開の促進」など多岐にわ・・・
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2014年06月26日(木)
[医療改革] 「骨太方針」「新成長戦略」の具体化阻止へ取組強化 保団連
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- 「稼ぐ力」の強化と引き換えに、国民のいのちと生活を犠牲にする「骨太方針」「新成長戦略」に抗議する(6/26)《全国保険医団体連合会》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 医療制度改革 税制改正
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2014年06月25日(水)
[医療改革] 医療介護総合確保法に基づき、医療・介護の総合確保方針を策定
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- 「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」の一部の施行等について(6/25付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局、社会・援護局、老健局 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 介護保険
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2014年06月24日(火)
[規制改革] 改訂「骨太方針」「成長戦略」まとまる、薬価改定の頻度を検討
- 政府は6月24日に、経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議を開催し、「経済財政運営と改革の基本方針2014」(骨太方針の2014年版)(p2~p38参照)(p261参照)と「日本再興戦略」改訂2014(成長戦略の改訂版)(p39~p168参照)(p169~p259参照)を取りまとめた。 いずれも、同日の臨時閣議で決定している。 骨太方針は、経済再生と財政再建を目指すもの。 財政再建の最重要項目として社会保障改革をあげ、・・・
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2014年06月23日(月)
[医療保険] 傷病手当金や海外療養費の不正受給対策等を医療保険部会で議論
- 厚生労働省は6月23日に、社会保障審議会「医療保険部会」を開催した。 この日は、「給付の効率化(p4~p56参照)」に関する議論を行ったほか、「審査支払機関のあり方(p57~p111参照)」「規制改革会議の第2次答申」など(p112~p114参照)(p115~p368参照)について報告を受けるなどした。◆傷病手当金や海外療養費の不正受給を防止するための方策を検討 給付の効率化については、(1)予防・健康管理・・・
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2014年06月17日(火)
[難病] 助成金対象となる難治性疾患患者等の範囲について見解述べる
- 政府は6月17日に、「発達障害者・難治性疾患患者雇用開発助成金の支給に関する質問」に対する答弁書を公表した。 「難病の患者に対する医療等に関する法律」(平成26年5月23日成立)が、平成27年1月1日から施行される(一部除く)。さらに、今後策定される基本方針において「難病の患者に対する就労の支援に関する施策について」定められる予定である。 薬師寺みちよ議員(参議院)は、「今後、難病患者に対する就労支援の充実・・・
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2014年06月13日(金)
[医療改革] 骨太方針2014素案、「毎年の薬価改定」はややトーンダウン
- 内閣府は6月13日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、「経済財政運営と改革の基本方針2014(仮称)」(いわゆる骨太方針の2014年版)について素案(p2~p36参照)が事務局から示された。 素案では、我が国の経済財政運営の課題として次の4点を示したうえで、具体的な取組み内容を提案している(p6~p7参照)。(1)消費税率引上げに伴う駆込み需要の反動減への対応(2)足元の動き始めた経済の好循環の更なる拡大・・・
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2014年06月09日(月)
[医療改革] 2014年(26年)版骨太方針骨子案、「毎年の薬価改定」等盛込む
- 内閣府は6月9日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、事務局から「経済財政運営と改革の基本方針2014(仮称)」骨子案が示され、これを了承している。 「経済財政運営と改革の基本方針2014」は、いわゆる「骨太方針」の2014年(平成26年)版である。 骨子案では、アベノミクスで好転の兆しを見せている我が国の経済について、成長を持続させるための方策を掲げている(p20~p23参照)。 医療・介護に関連の深い項目・・・
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2014年05月28日(水)
[難病対策] 医療費助成を行う難病を検討する「指定難病検討委員会」設置
- 厚生労働省は5月28日に、厚生科学審議会の「疾病対策部会」を開催した。 この日は、今通常国会で成立した「難病の患者に対する医療等に関する法律」に関する事項を議題とした。 「難病の患者に対する医療等に関する法律」(難病法)は、これまで法的根拠のなかった難病患者に対する医療費助成などの仕組みを創設するもの。具体的には次のような内容で、平成27年1月1日より施行される(p4参照)(p14参照)。(1)厚生・・・
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2014年05月28日(水)
[DPC] DPC改革の検討方針了承されるも、医療機関群設定等に注文つく
- 厚生労働省は5月28日に、中医協の診療報酬基本問題小委員会を開催した。 この日は、平成28年度のDPC制度改革に向けた検討方針とスケジュールについて検討した。この内容は、同日に開かれた中医協総会でも了承されている。 DPC制度改革の論議は、もっぱら下部組織である診療報酬調査専門組織「DPC評価分科会」で行われ、節目節目で親会議である中医協に状況報告したうえで了承を得るという手順で進められる。 今般、DPC分科会・・・
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