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08【参考資料2】新型コロナワクチンに関する資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31559.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第45回 3/7)《厚生労働省》
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Ⅱ. これまでの国内の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の疫学
1.

全体像-患者総数や延べ重症者、入院患者、死者数など
日本では 2020 年 1 月 15 日に中国武漢市に滞在歴がある肺炎の患者が COVID-

19 国内初症例として報告された。その後クルーズ船(ダイヤモンド・プリンセス号)
や武漢市からの帰国者の感染者が報告され、翌 3 月には欧米などでの感染が疑われる
患者の報告が増加し、その後 4 月上旬をピークに流行が認められた(いわゆる第1
波)。次いで 6 月中旬から大都市を中心に 20~30 代の患者が増加し、8 月上旬を
ピークとしたいわゆる第2波、2021 年 1 月上旬(いわゆる第 3 波)、5月上旬(ア
ルファ株中心のいわゆる第 4 波)、8 月下旬(デルタ株中心のいわゆる第 5 波)、
2022 年2月上旬(オミクロン株 BA.1、BA.2 系統中心のいわゆる第 6 波)、7 月下
旬 (オミクロン株 BA.5 系統中心)をそれぞれピークとする流行が発生した。令和4
年 12 月 31 日 0:00 現在、国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は 29,212,535
名(うち、空港・海港検疫事例 22,672 名)、死亡者は 57,266 名が確認されている
(図Ⅱ-1)1 。

図Ⅱ-1.新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(令和 4 年 12 月 31 日)
感染状況には地域差があるが、オミクロン株 BA.5 系統が主流となっているが、BQ.1
系統や XBB 系統などのオミクロン株の亜系統は、より免疫逃避能があるとされ、海外
で感染者数増加の優位性が指摘されている。特に BQ.1 系統は国内で割合が増加しつつ
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