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参考資料1 高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編) (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29434.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第16回 11/30)《厚生労働省》
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高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)

例えば、ビタミンKを多く含む健康食品とワルファリン、カルシウム含有製剤と骨粗鬆症
治療薬、セイヨウオトギリソウとフェニトインなどの抗てんかん薬や強心配糖体のジギト
キシンなど多くの医薬品に影響を与える。また、総合感冒薬など複数の成分を含有するも
のが多い一般用医薬品等では、ベラドンナ総アルカロイドなど医療用医薬品では使用され
ることは稀だが強力な抗コリン作用を有する薬物も含有するものもあり注意が必要である。

③ 上記以外で注意を要する薬剤
「その他の特に慎重な投与を要する薬物のリスト」として別表2(p.31)にまとめたので参考に
してほしい。

5 処方の見直しのタイミングの考え方
急性期や慢性期の病状を見ながらあらゆる機会をとらえて処方の見直しを行うことが期待され
ているが、療養環境移行の機会も処方見直しの好機である(図5)。

図5

療養環境移行時における処方変化のイメージ


処方の見直し、
ポリファーマシーの解消の機会
入院
診療科

情報共

療養環

在宅医療

患者

療養環

入退院・入退所前後の療養環境

患者

入所
介護施設

境移行

境移行

情報共
医療機関



在宅医療
患者


かかりつけ医

入院入所時の療養環境

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