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資料2 5事業について (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28786.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第16回 10/26)《厚生労働省》
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(2)災害時に拠点となる病院、拠点となる病院以外の病院



論点
災害拠点病院、災害拠点精神科病院を今後さらに整備していくためにはどの様な対応が考えられるか。
災害時に拠点となる病院と拠点となる病院以外の病院との連携をどのように進めていくべきか。
頂いたご意見を踏まえた対応の方向性

○ 災害拠点病院について、地域の実情に応じて引き続き指定を進める。
○ 災害拠点精神科病院について、整備を進めるための支援について検討する。
○ 精神疾患を有する患者・小児・妊婦・透析患者等、特に災害時においても配慮を有する被災者に対
応できる体制構築について平時より検討する。
○ 災害時に拠点となる病院以外の病院においては、災害発生時に自院にいる患者への診療を継続する
ために、平時から、業務継続計画(BCP)を策定した上で、施設の耐震化や、自家発電機の整備、ま
た、燃料の備蓄等を含めた必要な防災対策を実施するほか、EMISを用いて発災時に自らの被災情報を
発信できる体制の構築を徹底し、災害時には災害時に拠点となる病院とともに、その機能や地域にお
ける役割に応じた医療の提供に努める。
※ 災害時に拠点となる病院以外の病院における自家発電機の燃料の備蓄(3日分)の実施率を指標
例に追加する。

○ 都道府県によっては、災害時に拠点となる病院に協力する医療機関について、地域の救急医療機関
を中心に指定し、その取組を促している例(災害時に多く発生が予想される中等症患者を積極的に受
け入れる医療機関を指定等)もあることから、これらも参考に、地域の実情に応じた災害時の医療提
供体制を検討する。
○ これらの取組が進むように、都道府県は、平時より、都道府県防災会議や災害医療関連の協議会等
において、災害医療コーディネーターや災害拠点病院を含む地域の医療機関の代表者、その他地域の
災害医療に関する関係者と共に、関係機関の役割・医療機関間の連携について確認する。

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