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資料2-4 重篤副作用疾患別対応マニュアル 網膜・視路障害(案) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000209243_00004.html
出典情報 重篤副作用総合対策検討会(第14回 9/15)《厚生労働省》
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13 日、PSL 点滴(40 mg/日)7日、PSL 投与開始から 47 日目でゆがみを自
覚し、眼科受診となった。
(初診時現症):
視力:右 0.8(矯正 1.2)、左 0.5(矯正 0.8)
眼底検査にて左眼黄斑部に中心性漿液性脈絡網膜症に類似した網膜剥離
を認めた(図1)。

図1
左図:左眼眼底写真。黄斑部に網膜浮腫(漿液性網膜剥離)を認めた(→に囲まれた範囲)

右図:左眼光干渉断層計。黄斑部中心窩下に網膜下液を認めた(→)


(経

過):
PSL は、徐々に減量し、中止となる。PSL 点滴(40 mg/日)5日、PSL
点滴(30 mg/日)7日、PSL 点滴(10 mg/日)7日、PSL 点滴(5 mg/日)
6日で PSL 使用中止。
X 年9月;左眼矯正視力 1.0 網膜剥離は消失した(図2)


図2
左図:左眼眼底写真。黄斑部に網膜剥離は認めなかった。
右図:左眼光干渉断層計。黄斑部中心窩下に網膜剥離を認めなかった。

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