よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


京都大学大学院 中山健夫教授 御提出資料 (4 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2201_03medical/220831/medical08_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(第8回 8/31)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

背景1:日本の医療に対する評価・国民の医療満足度
日本の「医療」に対する国民の評価は総じて高い

• 日本の医療制度は、国民皆保険制度により、2000(平成12)年には、世界保
健機関(WHO)から世界一との評価を得ている。近年では、2019(令和元)年に、
英国の医療人材派遣会社IDメディカル社によるランキングで、日本は世界1位
の評価となっている*)
• 「第7回 日本の医療に関する意識調査」**)において、受けた医療への満足度
は92.4%だった

背景2:日本の医療への国民の不満・医療情報の非対称性
医師や医療従事者とのコミュニケーションや説明に対しては不満がある

• 受けた医療に満足していない主な理由:「医師の説明」・「医師の態度や言葉使い」(「待ち時間」を除いた場合)
• 医療全般についての評価が低い項目:「医師の資質」・「医師と患者のコミュニケーション」・「患者の価値観を重視した医療」
• 患者が医師や医療機関を選択する際に、自身で判断できる情報が不足しているという背景がある
注:
* https://www.id-medical.com/blog/best-healthcare-systems/
** 2020.9 日医総研ワーキングペーパー

3