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令和7年度 全国厚生労働関係部局長会議(保険局) (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/001646474.pdf
出典情報 令和7年度 全国厚生労働関係部局長会議(保険局)(2/10)《厚生労働省》
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地域フォーミュラリの状況

実態調査(令和7年5月)

〇策定に係る検討の場

〇参加主体

⚫ 全都道府県に対して、地域フォーミュラリの参加主体や医薬品の種類等の
実態調査を令和7年5月に行い、同年9月に厚労省HPにて公表した。
⚫ 全国での策定件数は18件(策定中のものも含む。)、1件以上策定してい
る都道府県数は12府県であった(※)。具体的な調査結果は以下の通り。

医師会

13件

歯科医師会

12件

薬剤師会

15件

医療機関

9件

その他

11件

(※)具体的には、山形県、茨城県(2件)、埼玉県、神奈川県(2件)、石川県(策定
中)、長野県、愛知県(2件)、大阪府(3件)、兵庫県、和歌山県(策定中)、 広島
県(2件)、沖縄県。

⚫ 策定に参加する主体としては薬剤師会、その次に医師会が多かった。また、
その中で中心的役割を果たす主体についても同様の傾向が見られた。

新規立ち上げ

12


後発医薬品使用
促進協議会を活用

1件

その他既存の
協議会を活用

4件

その他

1件

※上記数字は都道府県が把握しているものに限られており、例えば市町村のみが把握しているものな
どは含まれないことから、過小な結果となっている可能性がある。

後発医薬品促進効果

〇ARB推奨薬の利用率

⚫ 医療費適正化効果の要因としては、①非推奨薬から推奨薬、特に後発医
薬品への置き換えが考えられる。そこで、早期に地域フォーミュラリを
開始した地域である山形県酒田市・大阪府八尾市における地域フォー
ミュラリの推奨薬である、後発医薬品の利用率を分析。
⚫ アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)推奨薬の利用率は、酒田市は
地域フォーミュラリ開始後に73%から88%、八尾市は78%から82%と上
昇している。ただし、全国値も76%から79%に上昇しており、地域
フォーミュラリ以外の後発医薬品促進の影響も含まれる点に留意が必要。

〇PPI推奨薬の利用率

年度

全国

酒田市 八尾市

2017

76%

75%

78%

2017

75%

72%

78%

2018

74%

73%

77%

2018

72%

69%

75%

2019

75%

78%

79%

2019

70%

72%

74%

2020

76%

81%

79%

2020

70%

72%

71%

2021

76%

82%

78%

2021

68%

71%

69%

2022

76%

85%

78%

2022

69%

72%

70%

2023

79%

88%

82%

2023

65%

69%

65%

年数

全国 酒田市 八尾市

⚫ 経口酸分泌抑制剤(PPI/P-CAB)推奨薬の利用率は、酒田市は地域 山形県酒田市ARB推奨薬:テルミサルタン、オルメサルタン 山形県酒田市PPI推奨薬:ランソプラゾール、ラベプラ
ゾール、エソメプラゾール(どちらも後発で銘柄指定なし、
(どちらも後発だが、銘柄指定なし))
フォーミュラリ開始後に69%から69%、八尾市は69%から65%と低下
大阪府八尾市ARB推奨薬:オルメサルタン:「サワイ」
オプション選択でボノプラゾン(先発))
している。全国値も75%から65%に低下しているが、これは先発医薬 「トーワ」「DSEP」カンデサルタン:「トーワ」「サワイ」 大阪府八尾市PPI推奨薬:ランソプラゾール、ラベプラ
品のボノプラゾンが新発売されたことが影響し、全国的に低下している 「ケミファ」テルミサルタン:「トーワ」「サワイ」「ニプ ゾール、エソメプラゾール(どちらも後発で銘柄指定なし、
ロ」アジルサルタン:「武田テバ」「ニプロ」「DSEP」「サ 逆流性食道炎の場合ボノプラゾン(先発))
ためと考えられる。
※青欄・黄色欄は、酒田市・八尾市の地域フォーミュラリ開始後の数値。
ワイ」
※2017年度~2023年度NDBデータを分析

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