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総-3参考9 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67369.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第636回 12/17)《厚生労働省》
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(PD-L1 発現状況別の有効性及び安全性)
海外第Ⅲ相試験(R2810-ONC-16113 試験のパート 2)に組み入れられた患者のうち、
PD-L1 発現率*が解析可能であった患者のデータに基づき、PD-L1 発現率別に探索的に
解析を行った有効性及び安全性の結果は以下のとおりであった。
有効性について、PD-L1 発現率が 1%未満の場合に、OS の延長効果が小さい傾向が認
められた(表 3 及び図 3)。なお、PD-L1 発現率にかかわらず、本剤の安全性プロファ
イルは同様であった。
*:腫瘍細胞全体における PD-L1 を発現した腫瘍細胞が占める割合

PD-L1 発現

1%未満
1%以上
50%未満
50%以上

表 3 PD-L1 発現状況別の OS の 2 回目の中間解析結果
(R2810-ONC-16113 試験のパート 2、2021 年 6 月 14 日データカットオフ)
ハザード比*1
中央値[95%信頼区間]
投与群
例数
[95%信頼区
(カ月)
間]
本剤/化学療法群
12.8[9.6, 16.5]
95
1.006
[0.633, 1.600]
プラセボ/化学療法群
44
14.2[9.1, 18.0]
本剤/化学療法群
21.9[15.9, 推定不能]
114
0.518
[0.323, 0.830]
プラセボ/化学療法群
12.1[8.3, 推定不能]
61
本剤/化学療法群
103
17.9[15.3, 推定不能]
0.613
[0.367, 1.024]
プラセボ/化学療法群
13.8[9.3, 推定不能]
49

交互作用
の p 値*2

0.0959

*1:非層別 Cox 比例ハザードモデルによるプラセボ/化学療法群との比較
*2:投与群に加えて、PD-L1 発現状況及び投与群と PD-L1 発現状況との交互作用を共変量とした非層別 Cox
比例ハザードモデル

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