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ヒアリング資料20(書面) 全国自立生活センター協議会 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66997.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第50回 12/11)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定後の状況に関する意見等詳細版
1. 令和6年度報酬改定後の状況について
(1)訪問系サービスの運営状況と生じている課題
⚫ 令和6年度報酬改定後、訪問系サービスを中心に、人材確保が著しく困難となり、夜勤・長時間
帯のサービス提供体制が困難化している状況にある。
最低賃金および物価の急速な上昇に対し、基本報酬単価が十分に連動していないこと、深夜
割増賃金の増加が処遇改善加算での増収を相殺していることが、事業所の収益・運営に大き
な影響を及ぼしている。
⚫ 全国自立生活センター協議会(JIL)が行ったアンケート(40団体・2024年11月)では、
 73%が「ヘルパー不足」を最も深刻な課題と回答
 求人広告を継続しても応募ゼロが多数
 年間報酬額の1%を求人費に投じても採用に至らない
 物価高騰と最賃上昇により固定費が増加
 深夜割増により夜勤帯が赤字化し長時間介護が組みにくい
という実態が示された。
 特に、夜勤が必要な利用者を多数抱える重度訪問介護では、提供枠の縮小・夜勤件数の
減少・新規受入の制限が生じており、地域移行・自立生活の停滞にもつながっている。

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