よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-1個別事項について(その12)後発医薬品、バイオ後続品の使用体制➁ (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66697.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第633回 12/5)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

後発医薬品の安定供給・使用促進等についての現状・課題と論点
【後発医薬品使用推進から医薬品の安定供給に資する取組の推進へ】


薬局における後発医薬品の使用割合は、9割を超えている。



一方で、薬局や病院において、先発医薬品に加えて後発医薬品の在庫も相当量を抱えること等による追加的
なコストに加え、後発医薬品の供給状況は悪化し、現場での業務負担が増大しており、医療提供の安定性に
課題が生じている。



医薬品の安定供給については、流通改善ガイドラインにおいて、流通関係者(薬局を含む)が取り組むべき
適正な在庫確保や配送、返品についての規定があるが、その認知度は低い。



地域フォーミュラリについて、12都道府県において、策定もしくは策定中にあるものが18件であった。



令和6年度改定において、後発医薬品の使用促進を推進する等の観点から、処方箋料、一般名処方加算等の
見直しを行った。改定結果検証調査では、「処方箋料の見直し」による処方への影響について、「特に処方
の判断に変化はない」が最も多い結果であった。

【論点】



後発医薬品の使用割合の維持や使用促進のみならず、医薬品の安定供給体制を支える取組を促進する観点から、
流通改善ガイドライン等を踏まえ、多くの医薬品を在庫管理する体制を含めた報酬上の評価をどのように考え
るか。
後発医薬品の使用促進の推進等の観点から、処方箋料、一般名処方加算等の評価のあり方についてどのように
考えるか。

19