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○個別事項(その1)について-1-4 (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00099.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第484回  7/21)《厚生労働省》
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第131回医療保険部会(令和2年10月14日)における主なご意見-③

中医協

総-2

3.1.13

【保険適用における留意点などについて】
○ 不妊治療については、治療に伴って身体的な負担、精神的な負担も非常に大きい。治療にとどまらず、妊娠
の終結あるいは治療の終結に至るまでの心理的な切迫感、妊娠に至らない場合の治療継続の選択、夫婦間で
の治療の向き合い方、仕事や生活との両立など、不妊治療を受ける方への精神的なサポートと継続的な意思
決定支援が非常に重要。

○ 保険適用になるということは、不妊を保険事故とみなすことになる。そうすると、それは疾病、病気という形に
なってしまうことにより、子供を望まない方やトランスジェンダー等の方々が病気を負ったというふうに、世間から
そういう偏見とかいう目で見られないように、そこはきちんと丁寧に国民へ同時に話をしていきながら進めてい
かないと、難しいことが起きる可能性があるのではないか。
○ あくまでも若いカップルの選択であって、生殖年齢にある方々の幸福追求の一つの形であるということでお進
めいただきたい。調査研究なども、世論調査なども十分に施していただきたい。
○ 保険適用となった場合に、それはいわば少子化対策なのか、それとも医療なのかというところに議論が進ん
でくる。
○ 男性は不妊治療に対する意識が低く、抵抗感があるため、検査を受けるタイミングが遅いという指摘もある。
男性が早期に検査を受けることを促すような仕組みづくりもできたらよい。

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