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参考資料8 第4期がん対策推進基本計画中間評価 委員意見一覧 (8 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64289.html |
出典情報 | がん対策推進協議会(第92回 10/6)《厚生労働省》 |
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各ブロック
評価される点
#(指標番号)
更なる取り組み、又は改善等が必要な点
○3人に1人のがん患者が身体的苦痛を ○「身体的な苦痛を抱えるがん患者の割合」は患者体験調査に基づく値であるが、患者体験調査による評価では「誰一人取り残さないがん対
抱えていて、療養生活の最終段階で苦 策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしているとは言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の
82 分野別アウトカム指標
200006
痛を感じる患者が半数に上る。
調査が必要である。
○アウトプット指標の設定はいいが、実数ではなく、何らかの割合で示すべきではないか。中間アウトカム、分野別アウトカムと進むにした
がって測定値が悪化しており、相談できるかどうかというよりも、専門職の介入の有無やその成果を測定すべきではないか。
○拠点病院等にかぎらず、地域の病院においても苦痛の把握とケアへの反映のため、「苦痛のスクリーニング」の導入医療機関を増やすな
ど、さらなる取組が必要。
83 分野別アウトカム指標
○今回は特にご遺族の満足度が低いように感じる。
200007
○「精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の割合」は患者体験調査に基づく値であるが、者体験調査による評価では「誰一人取り残さないがん
対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしているとは言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験
の調査が必要である。
○「療養生活の最終段階において、身体的な苦痛を抱えるがん患者の割合」は遺族調査に基づく値である。令和3年9月3日の厚生労働省・第2
回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん患者はがん診療連携拠点病院以外で初回治療を開始しており、その前
84 分野別アウトカム指標
段にあたる診断については、さらに多くの割合はがん診療連携拠点病院以外でなされていることが推察」と指摘されていることから、患者体
200008
験調査による評価では「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしていると
は言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査が必要である。
○拠点病院等にかぎらず、地域の病院においても苦痛の把握とケアへの反映のため、「苦痛のスクリーニング」の導入医療機関を増やすな
ど、さらなる取組が必要。
○「療養生活の最終段階において、精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の割合」は遺族調査に基づく値である。令和3年9月3日の厚生労働省・
85 分野別アウトカム指標
200009
第2回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん患者はがん診療連携拠点病院以外で初回治療を開始しており、そ
の前段にあたる診断については、さらに多くの割合はがん診療連携拠点病院以外でなされていることが推察」と指摘されていることから、患
者体験調査による評価では「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしてい
るとは言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査が必要である。
86 分野別アウトカム指標 全体
○A評価が散見されるもののC評価も多
い。
○中間アウトカムを改善させるための検証が重要と考えられる。
○「現在自分らしい日常生活を送れて ○最終アウトカム判定は「A」だが、分野別アウトカムは「C」が多く、両者の整合性について丁寧な説明が必要であると考える。
87 最終アウトカム指標
000010
いると感じるがん患者の割合」が増加
している。
◆妊孕性〔妊孕性温存療法〕
○妊孕性温存に関する取り組みは、着
88 アウトプット指標
全体
実に広がっていることが感じられる結
果。
○割合の増加だけでは実態を十分に把握できないため、n/N(実数)の表記を併せて示すことが望ましい。
○がん・生殖医療の意思決定支援に関
する人材育成を実施している拠点病院
等の割合がベースライン値より増加し
ていることは評価できる。
○がん・生殖医療の意思決定支援に関
89 アウトプット指標
218101
する人材育成を実施している拠点病院
等の割合が 若干増加している点は評価
できる。患者にとって、生殖に関する
意思決定支援は将来の生活設計に直結
する重要な支援であり、こうした体制
整備の進展は心強い。
○がん相談支援センターにおける「妊 ○小児がん拠点病院等のデータは含まれているかどうか。含まれているなら、成人の拠点病院等と分けて集計されていると更に適正な評価が
孕性・生殖機能」に関する相談件数が でき、適切な対策につながると思われる。
90 アウトプット指標
218102
増加しているのは、患者や家族が将来
の生活設計に直結する重要な課題につ
いて相談できる機会が広がっている点
で良い傾向である。
91 アウトプット指標
218103
○日本がん・生殖医療登録システム
○症例数の増加は良い傾向だが、登録の地域差や施設間のばらつきがある可能性があり、全国的に均てん化されているかを確認する必要があ
(JOFR)への登録症例数が 285 件か
る。
ら 1453 件へと大幅に増加しており、
○また、登録症例数の増加が実際に患者や家族への支援や治療の質向上にどう結びついているのか、アウトカムとの関連を評価することが望
がん患者が生殖に関する医療情報を共 ましい。
有・活用できる体制が整いつつある点
は評価できる。
○「治療開始前に生殖機能への影響に ○全体として割合が上昇しているのは良い傾向だが、年齢階層ごとの分析が不可欠である。特に、思春期・若年成人(AYA世代)や将来の妊
関する説明を受けた」と回答した成人 娠・出産を希望する世代での説明状況を丁寧に把握し、十分な支援につなげる必要がある。また、高齢層や生殖希望が低いとされる層でも、
がん患者・家族の割合は 52.0%から
説明の省略が適切かどうかを検証する視点が必要である。
71.5%へと大幅に増加しており、イン
○「治療開始前に、生殖機能への影響に関する説明を受けたがん患者・家族の割合 成人」患者体験調査に基づく値である。令和3年9月3日の
フォームドコンセントの中で妊孕性へ 厚生労働省・第2回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん患者はがん診療連携拠点病院以外で初回治療を開始
92 中間アウトカム指標
218201
の配慮が含まれるようになってきてい しており、その前段にあたる診断については、さらに多くの割合はがん診療連携拠点病院以外でなされていることが推察」と指摘されている
ることを示しており評価できる。患者 ことから、患者体験調査による評価では「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分
や家族にとって、将来の生活設計に関 に満たしているとは言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査が必要である。
わる重要な情報が治療前に得られるこ
とは大きな安心につながる。
○治療開始前に、生殖機能への影響に ○治療開始前に、生殖機能への影響に関する説明を受けたがん患者・家族の割合は伸びてはいるがまだ低い。
関する説明を受けたがん患者・家族の ○ただ、それが#200007の分野別アウトカムに奏功するとは思えない。
93 中間アウトカム指標
218201
割合、成人は、ベースライン値52%か
ら中間71.5%と増加していることにつ
いては評価できる。
94 中間アウトカム指標
218202
○成人については事前説明を受けた患 ○がん・生殖医療に関する臨床研究実施数がベースライン値より半減している。この分野の研究支援体制をより手厚くする必要がある。
○妊孕性温存療法が「精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の割合」と相関は認められるが、患者体験調査で回答した患者が抱く「精神心理的
95 分野別アウトカム指標
200007
な苦痛」との因果関係として妥当か、第5期に向けて検討が必要である。
96 最終アウトカム指標
全体
○分野別アウトカム・最終アウトカムは世代別のものにはならないか。
○適切な分野別アウトカムが必要だと思う。
各ブロック
評価される点
#(指標番号)
更なる取り組み、又は改善等が必要な点
○3人に1人のがん患者が身体的苦痛を ○「身体的な苦痛を抱えるがん患者の割合」は患者体験調査に基づく値であるが、患者体験調査による評価では「誰一人取り残さないがん対
抱えていて、療養生活の最終段階で苦 策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしているとは言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の
82 分野別アウトカム指標
200006
痛を感じる患者が半数に上る。
調査が必要である。
○アウトプット指標の設定はいいが、実数ではなく、何らかの割合で示すべきではないか。中間アウトカム、分野別アウトカムと進むにした
がって測定値が悪化しており、相談できるかどうかというよりも、専門職の介入の有無やその成果を測定すべきではないか。
○拠点病院等にかぎらず、地域の病院においても苦痛の把握とケアへの反映のため、「苦痛のスクリーニング」の導入医療機関を増やすな
ど、さらなる取組が必要。
83 分野別アウトカム指標
○今回は特にご遺族の満足度が低いように感じる。
200007
○「精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の割合」は患者体験調査に基づく値であるが、者体験調査による評価では「誰一人取り残さないがん
対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしているとは言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験
の調査が必要である。
○「療養生活の最終段階において、身体的な苦痛を抱えるがん患者の割合」は遺族調査に基づく値である。令和3年9月3日の厚生労働省・第2
回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん患者はがん診療連携拠点病院以外で初回治療を開始しており、その前
84 分野別アウトカム指標
段にあたる診断については、さらに多くの割合はがん診療連携拠点病院以外でなされていることが推察」と指摘されていることから、患者体
200008
験調査による評価では「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしていると
は言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査が必要である。
○拠点病院等にかぎらず、地域の病院においても苦痛の把握とケアへの反映のため、「苦痛のスクリーニング」の導入医療機関を増やすな
ど、さらなる取組が必要。
○「療養生活の最終段階において、精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の割合」は遺族調査に基づく値である。令和3年9月3日の厚生労働省・
85 分野別アウトカム指標
200009
第2回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん患者はがん診療連携拠点病院以外で初回治療を開始しており、そ
の前段にあたる診断については、さらに多くの割合はがん診療連携拠点病院以外でなされていることが推察」と指摘されていることから、患
者体験調査による評価では「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしてい
るとは言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査が必要である。
86 分野別アウトカム指標 全体
○A評価が散見されるもののC評価も多
い。
○中間アウトカムを改善させるための検証が重要と考えられる。
○「現在自分らしい日常生活を送れて ○最終アウトカム判定は「A」だが、分野別アウトカムは「C」が多く、両者の整合性について丁寧な説明が必要であると考える。
87 最終アウトカム指標
000010
いると感じるがん患者の割合」が増加
している。
◆妊孕性〔妊孕性温存療法〕
○妊孕性温存に関する取り組みは、着
88 アウトプット指標
全体
実に広がっていることが感じられる結
果。
○割合の増加だけでは実態を十分に把握できないため、n/N(実数)の表記を併せて示すことが望ましい。
○がん・生殖医療の意思決定支援に関
する人材育成を実施している拠点病院
等の割合がベースライン値より増加し
ていることは評価できる。
○がん・生殖医療の意思決定支援に関
89 アウトプット指標
218101
する人材育成を実施している拠点病院
等の割合が 若干増加している点は評価
できる。患者にとって、生殖に関する
意思決定支援は将来の生活設計に直結
する重要な支援であり、こうした体制
整備の進展は心強い。
○がん相談支援センターにおける「妊 ○小児がん拠点病院等のデータは含まれているかどうか。含まれているなら、成人の拠点病院等と分けて集計されていると更に適正な評価が
孕性・生殖機能」に関する相談件数が でき、適切な対策につながると思われる。
90 アウトプット指標
218102
増加しているのは、患者や家族が将来
の生活設計に直結する重要な課題につ
いて相談できる機会が広がっている点
で良い傾向である。
91 アウトプット指標
218103
○日本がん・生殖医療登録システム
○症例数の増加は良い傾向だが、登録の地域差や施設間のばらつきがある可能性があり、全国的に均てん化されているかを確認する必要があ
(JOFR)への登録症例数が 285 件か
る。
ら 1453 件へと大幅に増加しており、
○また、登録症例数の増加が実際に患者や家族への支援や治療の質向上にどう結びついているのか、アウトカムとの関連を評価することが望
がん患者が生殖に関する医療情報を共 ましい。
有・活用できる体制が整いつつある点
は評価できる。
○「治療開始前に生殖機能への影響に ○全体として割合が上昇しているのは良い傾向だが、年齢階層ごとの分析が不可欠である。特に、思春期・若年成人(AYA世代)や将来の妊
関する説明を受けた」と回答した成人 娠・出産を希望する世代での説明状況を丁寧に把握し、十分な支援につなげる必要がある。また、高齢層や生殖希望が低いとされる層でも、
がん患者・家族の割合は 52.0%から
説明の省略が適切かどうかを検証する視点が必要である。
71.5%へと大幅に増加しており、イン
○「治療開始前に、生殖機能への影響に関する説明を受けたがん患者・家族の割合 成人」患者体験調査に基づく値である。令和3年9月3日の
フォームドコンセントの中で妊孕性へ 厚生労働省・第2回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん患者はがん診療連携拠点病院以外で初回治療を開始
92 中間アウトカム指標
218201
の配慮が含まれるようになってきてい しており、その前段にあたる診断については、さらに多くの割合はがん診療連携拠点病院以外でなされていることが推察」と指摘されている
ることを示しており評価できる。患者 ことから、患者体験調査による評価では「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分
や家族にとって、将来の生活設計に関 に満たしているとは言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査が必要である。
わる重要な情報が治療前に得られるこ
とは大きな安心につながる。
○治療開始前に、生殖機能への影響に ○治療開始前に、生殖機能への影響に関する説明を受けたがん患者・家族の割合は伸びてはいるがまだ低い。
関する説明を受けたがん患者・家族の ○ただ、それが#200007の分野別アウトカムに奏功するとは思えない。
93 中間アウトカム指標
218201
割合、成人は、ベースライン値52%か
ら中間71.5%と増加していることにつ
いては評価できる。
94 中間アウトカム指標
218202
○成人については事前説明を受けた患 ○がん・生殖医療に関する臨床研究実施数がベースライン値より半減している。この分野の研究支援体制をより手厚くする必要がある。
○妊孕性温存療法が「精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の割合」と相関は認められるが、患者体験調査で回答した患者が抱く「精神心理的
95 分野別アウトカム指標
200007
な苦痛」との因果関係として妥当か、第5期に向けて検討が必要である。
96 最終アウトカム指標
全体
○分野別アウトカム・最終アウトカムは世代別のものにはならないか。
○適切な分野別アウトカムが必要だと思う。