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令和6年度 高額医療交付金交付事業における高額レセプト上位の概要 (6 ページ)

公開元URL https://www.kenporen.com/press/2025-09-25-08-47.shtml
出典情報 令和6年度 高額医療交付金交付事業における高額レセプト上位の概要(9/25)《健康保険組合連合会》
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医薬品の使用実績の変化①
(※以下、P6~P8の集計値の前提等はP14を参照)

Ⅰ .悪性腫瘍で使用される医薬品

○悪性腫瘍については、従来の放射線治療等に加え、R元年度以降に保険収載された高額医薬品の使用が目立ち、使用合計額の
伸びも大きい
〇特に、R3年度以降に保険収載された超高額医薬品(イエスカルタ、ブレヤンジ、アベクマ)の使用額が伸びている
(下表の医薬品は薬価が100万円を超え、かつR6年度時点で使用合計額が5億円を超えるもの)

医薬品名

効能・効果

標準的な
投与回数

(上段:薬価使用合計額(推計額)

下段:対象レセプト件数)

(目安)

R3年度

R4年度

R5年度

R6年度

・びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
・原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫
・形質転換濾胞性リンパ腫
・高悪性度B細胞リンパ腫

単回投与

0円
(0件)

3,265万円
(1件)

4億2,442万円
(13件)

15億0,180万円
(46件)
+253.8%

単回投与

薬価:約3,265万円

・びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
・原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫
・再発又は難治性の濾胞性リンパ腫
ー等

3,265万円
(1件)

5億2,236万円
(16件)

13億7,121万円
(42件)

14億3,650万円
(44件)
+4.8%

アベクマ点滴静注
(R4年4月保険収載)

再発又は難治性の多発性骨髄腫

単回投与



0円
(0件)

3億5,913万円
(11件)

12億0,797万円
(37件)
+236.4%

ソマトスタチン受容体陽性の
神経内分泌腫瘍

最大4回

530万円
(2件)

3億7,465万円
(142件)

7億7,843万円
(294件)

7億2,745万円
(275件)
▲6.5%

9,249万円
(98件)

2億1,461万円
(216件)

6億6,782万円
(626件)

5億9,690万円
(558件)
▲10.6%

15億6,709万円
(48件)

20億5,681万円
(63件)

17億9,563万円
(55件)

15億0,180万円
(46件)
▲16.4%

イエスカルタ点滴静注
(R3年4月保険収載)
薬価:約3,265万円

ブレヤンジ静注
(R3年5月保険収載)

薬価:約3,265万円

ルタテラ静注
(R3年8月保険収載)
薬価:約265万円

ポライビー点滴静注用
(R3年5月保険収載)
薬価:約25万円~約116万円

キムリア点滴静注
(R元年5月保険収載)
薬価:約3,265万円

再発又は難治性のびまん性
大細胞型B細胞リンパ腫

・再発又は難治性のCD19陽性の
B細胞性急性リンパ芽球性白血病
・再発又は難治性のCD19陽性の
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫

(1コースにつき)

6回
(1コースにつき)

単回投与

・本事業の交付対象レセプト(R4年度以降は一般疾病:150万円超、特定疾病:100万円超、R3年度以前は一般疾病:120万円超、特定疾病:40万円
超のレセプト)を集計したもの(P7~P8も同様)
・「-」の箇所は、該当年度時点で保険未収載
6
・上表の医薬品は定期的な投与を行うものではない