よむ、つかう、まなぶ。
薬-2令和8年度薬価改定について⓶ (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60775.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第237回 8/6)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
販売包装単位の適正化
販売包装単位の適正化については、これまで中医協において委員から下記のような指摘がされている。
第598回中医協総会(令和6年11月13⽇)における委員からの意⾒(概要)
販売名
オ―タイロカプセル40mg
効能・
効果
ROS1融合遺伝⼦陽性の切除不能な進⾏・再発
の非小細胞肺癌
用法・
⽤量
通常、成人にはレポトレクチニブとして1回
160mgを1日1回14日間経口投与する。その後、
1回160mgを1日2回経口投与する。なお、患者
の状態により適宜減量する。
販売包
装単位
30カプセル[10カプセル(PTP)×3]
販売名
ウプトラビ錠小児用0.05mg
効能・
効果
肺動脈性肺高血圧症
用法・
⽤量
販売包
装単位
・抗がん剤の投与については、⼀般的には投与を続けるうちに、残念ながら投与の効果が薄
れてしまい、結果的に投与中⽌となって、抗がん剤が不動在庫となる場合も多い。
・高額な医薬品については、ぜひ投与形態に合わせた販売包装単位、例えば、オータイロカ
プセルであれば28カプセル単位での販売となるよう、強くお願いする。
第605回中医協総会(令和7年3⽉12⽇)における委員からの意⾒(概要)
通常、2歳以上の幼児又は小児には、セレキシ
パグとして下表の開始⽤量を1日2回食後に経口
投与する。忍容性を確認しながら、7日以上の
間隔で、下表の増量幅で最⼤耐⽤量まで増量し
て維持⽤量を決定する。
なお、下表の最⾼⽤量は超えないこととし、い
ずれの⽤量においても1日2回食後に経口投与す
る。
開始⽤量
増量幅
最⾼⽤量
体重
・オータイロカプセルは、最初の2週間は1日1回4カプセル(合計56カプセル)経口投
与し、その後1⽇2回に増量で1⽇8カプセル(2週間で合計112カプセル)経口投与
する。オータイロカプセルの販売包装単位は1箱30カプセルのため、初回では4カプセ
ルの残薬、2回目では12カプセルの残薬、3回目では20カプセルの残薬、4回目では
28カプセルの残薬が発生する。
(1回量) (1回量)
(1回量)
9kg以上25kg未満
0.1mg
0.1mg
0.8mg
25kg以上50kg未満
0.15mg
0.15mg
1.2mg
50kg以上
0.2mg
0.2mg
1.6mg
500錠[瓶、バラ、乾燥剤入り]
・ウプトラビ錠は、投薬による有害事象の発生の有無を確認しながら投与する必要があり、
少量から開始して7⽇以上の間隔で増量していくことになるが、有害事象等が発⽣した
場合には、投与開始1週間で投与を中止することも考えられる。
・ウプトラビ錠小児用0.05mgは1瓶500錠ボトルしか販売されず、治療開始時には1週間
分28錠になるが、仮に治療開始直後に副作⽤などのため中⽌となると、対象患者が少な
いことから、残りの472錠はそのまま廃棄となるおそれがある。
・仮に有害事象が発⽣しなくても、維持⽤量が1回当たり0.2mgに達したときには、患者
の利便性の観点から、成⼈⽤の0.2mg錠への切り換えにより、⼩児⽤の0.05mg錠は不
動在庫となり、理論上は499錠の廃棄になるおそれがある。
・⾼額医薬品の包装形態については、処⽅形態に合わせた最⼩の数量となるようにお願いし
てきたところ。⾼額医薬品の増加により、現場では、管理コストや廃棄損耗に対する負
担感が高まっている。
10
販売包装単位の適正化については、これまで中医協において委員から下記のような指摘がされている。
第598回中医協総会(令和6年11月13⽇)における委員からの意⾒(概要)
販売名
オ―タイロカプセル40mg
効能・
効果
ROS1融合遺伝⼦陽性の切除不能な進⾏・再発
の非小細胞肺癌
用法・
⽤量
通常、成人にはレポトレクチニブとして1回
160mgを1日1回14日間経口投与する。その後、
1回160mgを1日2回経口投与する。なお、患者
の状態により適宜減量する。
販売包
装単位
30カプセル[10カプセル(PTP)×3]
販売名
ウプトラビ錠小児用0.05mg
効能・
効果
肺動脈性肺高血圧症
用法・
⽤量
販売包
装単位
・抗がん剤の投与については、⼀般的には投与を続けるうちに、残念ながら投与の効果が薄
れてしまい、結果的に投与中⽌となって、抗がん剤が不動在庫となる場合も多い。
・高額な医薬品については、ぜひ投与形態に合わせた販売包装単位、例えば、オータイロカ
プセルであれば28カプセル単位での販売となるよう、強くお願いする。
第605回中医協総会(令和7年3⽉12⽇)における委員からの意⾒(概要)
通常、2歳以上の幼児又は小児には、セレキシ
パグとして下表の開始⽤量を1日2回食後に経口
投与する。忍容性を確認しながら、7日以上の
間隔で、下表の増量幅で最⼤耐⽤量まで増量し
て維持⽤量を決定する。
なお、下表の最⾼⽤量は超えないこととし、い
ずれの⽤量においても1日2回食後に経口投与す
る。
開始⽤量
増量幅
最⾼⽤量
体重
・オータイロカプセルは、最初の2週間は1日1回4カプセル(合計56カプセル)経口投
与し、その後1⽇2回に増量で1⽇8カプセル(2週間で合計112カプセル)経口投与
する。オータイロカプセルの販売包装単位は1箱30カプセルのため、初回では4カプセ
ルの残薬、2回目では12カプセルの残薬、3回目では20カプセルの残薬、4回目では
28カプセルの残薬が発生する。
(1回量) (1回量)
(1回量)
9kg以上25kg未満
0.1mg
0.1mg
0.8mg
25kg以上50kg未満
0.15mg
0.15mg
1.2mg
50kg以上
0.2mg
0.2mg
1.6mg
500錠[瓶、バラ、乾燥剤入り]
・ウプトラビ錠は、投薬による有害事象の発生の有無を確認しながら投与する必要があり、
少量から開始して7⽇以上の間隔で増量していくことになるが、有害事象等が発⽣した
場合には、投与開始1週間で投与を中止することも考えられる。
・ウプトラビ錠小児用0.05mgは1瓶500錠ボトルしか販売されず、治療開始時には1週間
分28錠になるが、仮に治療開始直後に副作⽤などのため中⽌となると、対象患者が少な
いことから、残りの472錠はそのまま廃棄となるおそれがある。
・仮に有害事象が発⽣しなくても、維持⽤量が1回当たり0.2mgに達したときには、患者
の利便性の観点から、成⼈⽤の0.2mg錠への切り換えにより、⼩児⽤の0.05mg錠は不
動在庫となり、理論上は499錠の廃棄になるおそれがある。
・⾼額医薬品の包装形態については、処⽅形態に合わせた最⼩の数量となるようにお願いし
てきたところ。⾼額医薬品の増加により、現場では、管理コストや廃棄損耗に対する負
担感が高まっている。
10