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【参考資料1】消防庁検討会資料 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59414.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第25回 7/24)《厚生労働省》
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1 マイナ救急の全国展開に係る検討

令 和 7 年 7 月 1 日 開 催
救急業務のあり方に関する検討会公表資料

(3) 令和6年度までの検討
② 検討議題一覧と検討結果(総括)
➢ 令和6年度までは、既存の医療機関専用システムを医療機関の協力の下、間借りして実証を行っていたが、今年度の実
証事業では、新たに構築した救急隊専用システムを消防本部単独で運用してマイナ救急を実施する。
No.

項目

検討結果

令和7年度実証事業への反映状況



⚫ 令和7年度に実装される予定のマイナ救急システム(モックアッ ⚫ 先行して実証を行っている67消防本部から1週間
プ)を活用して、通常の救急活動(口頭聴取)と比較するため、シ
のデータを収集。
ミュレーションを行った。

12月頃に全本部から1週間のデータを収集予定。
救急現場活動時間の短縮
⚫ 意識清明のケースや意識不明のケースのいずれのケースにお
いても、マイナ救急実施ケースの方が現場滞在時間が短縮され
たことが確認された。
⚫ 意識不明者等に所持品検査を実施すべきかについて、引き続き ⚫ 現段階では、所持品検査をせず通常の救急活動
慎重に検討する。
を行うよう実施要領に明記.
意識不明者への対応
⚫ アンケートで全本部からのニーズを確認予定
救急隊と医療機関で同じ画 ⚫ マイナ救急システムでは、医療機関が閲覧できる「救急用サマ ⚫ 「救急用サマリー」についてアンケートを実施予定
面の共有
リー」も閲覧対象となる。
⚫ 通信事業者についてMVNO(令和6年度実証事業)とMNOによる ⚫ 全ての端末でMNO(KDDI)回線を使用
比較を行い、MNOによる優位性が確認されたため、令和7年度
通信回線の安定性
実証事業ではMNOによる通信回線の安定を図ることを検討する。

令和7年度実証事業に向けて、マイナ救急の認知度を上げるた ⚫ 広報用動画、ポスター、リーフレットを作成
国民への広報・周知
めの広報動画を令和7年1月末目途に作成し公開する。
⚫ 政府広報や総務省広報誌にも特集を掲載
⚫ 令和7年度実証事業に向けて、マイナ救急システムセキュリティ ⚫ ドキュメントを全消防本部に提供済
ガイドライン及び安全対策規定例を作成し、全消防本部に提供
セキュリティ対策の策定
する。
⚫ 令和7年度実証事業に向けて、導入手順書及び運用手順書を作 ⚫ ドキュメントを全消防本部に提供済
導入手順書の策定
成し、全消防本部に提供する。



端末要件の確定











10
11

⚫ 令和7年度実証事業に向けて、参加消防本部に資器材を配布す ⚫ 2種類の端末で実証事業を行う
るため、システムベンダーによる端末の動作確認を行い、端末の ⚫ 富士通社のSTYLISTIC(10インチ・13インチ)
実用性を担保する。
他の救急業務システムとの ⚫ 令和7年度実証事業では、マイナ救急実施端末で他のWebサー ⚫ 端末へ救急業務に必要なシステムの共存を許容
連携
ビスや救急業務システム等と共存することを許容する。
⚫ 実施状況についてフォローアップ予定
⚫ 厚生労働省で検討されている救急時医療情報閲覧ではオプトア ⚫ 救急隊が同意なしで医療情報を閲覧した際の手
ウトの仕組みを導入しないことから、マイナ救急においてもオプト
順を実施要領に明記
オプトアウトの方法
アウトの仕組みを導入しないこととする。
⚫ 救急時医療情報閲覧の動向を注視していく。
⚫ アンケートで全本部からのニーズを確認予定
4情報検索機能

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