01. 医療機関にとってのメリットとは？

メリット④オンライン診療等において、紙の処方箋を郵送する手間を削減できます
○ オンライン診療において、従来は処方箋原本を患者に送付する、あるいは、患者が利用を希望する薬
局にFAXで送信（合わせて原本送付）する必要がありましたが、処方箋の電子化に伴い、
本対応が不要となります。
○ 電子処方箋を選択することにより、オンライン診療後に対面で服薬指導を受けたり、対面での診察後に
オンライン服薬指導を受けるなど、柔軟な対応が取りやすくなります。
○ なお、従来は、オンライン診療では健康保険証の受付のみ対応できていましたが、令和6年4月からは
「マイナ在宅受付Web」というWebサービスの開始に伴い、患者のスマートフォン等を利用してマイナ保険
証による受付も可能となり、患者の同意に基づき、過去の処方・調剤情報を活用できるようになります※ 。
※アプリベンダの状況によりますので、ご活用いただけるかはアプリベンダにご確認ください。

医療機関では、データを用いたやり取りによって、
処方箋原本発送の手間やＦＡＸなどの設備が不要となり、
事務作業にかかるコストも削減。

マイナ在宅受付Webの開始に伴い、今後オンライン
診療等でもマイナ保険証で受付を行い、電子処方
箋を発行・受付できるようになる予定です。

・処方後は、患者に引換番号を伝え、それを患者が薬局に伝達するため、医療機関から薬局
へのFAX・メール送付、FAX番号・アドレスの確認等が不要に。

電子処方箋を利用することで、オンライン診療・服薬
指導をより柔軟に実施することが可能になります。
⇒詳細はP.42へ

医療機関

・患者が利用する薬局が電子処方箋のデータを取り込むと、それが処方箋原本の取得となる
ため、郵送等にかかる送料や事務作業の負担を削減。
送料等が発生

医療機関

紙

処方

紙の処方箋の
梱包・郵送作業

FAXや
郵送

電
子

処方

処方箋データを登録し
患者へ引換番号を伝達

アプリや
通話

患者
紙の処方箋の
受取

紙の処方箋の
梱包・郵送作業

薬局に引換番号等を
アプリ・電話等で伝達

データでのやり取りなので、送料等は必要無い

薬局
FAXや
郵送
アプリや
通話

紙の処方箋の受
取

調剤・
薬の郵送

原本データを電子的に取得し
調剤・薬の郵送

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